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(回答先: 花将軍さん、ちょっとご投稿を拝借しました。 投稿者 デラシネ 日時 2006 年 4 月 19 日 02:51:44)
>デラシネさん 前から、鋭いのですが、最近さらに磨きが掛かってきた気もしています。
しかし、この例は少々不適切でしょう。
サラ金はサラ金、大量投稿は大量投稿でしょう。
サラ金依存症は間違いなく、社会にとって問題でしょうが
大量投稿は必ずしも、社会にとって問題でしょうか?ニートならば問題はあるし、サラ金依存症の方が大量投稿をしているのなら問題はあるとも言えますが、大量投稿者が絶対にそれらに類する人だとは言い切れません。
逆に言えば、サラ金依存症に「見える人」例えば、サラ金の実体を調査するために「サラ金依存症を装って、サラ金から金を借りまくっている人」がいたとして、その場合は、個別的な仕事をしているという意味で、社会に対してはマイナスの要因はないから問題はないと考えられるでしょう。囮捜査が良いことかどうかというような問題ならばあるかもしれませんが、問題の本質が違います。
つまり、サラ金依存症=ネット依存症という前提条件が成り立ちません。ネット依存症であっても、他人に迷惑を掛けず、社会的問題も引き起こさないレベルの生活を営んでいれば「なんら問題はない」と推察できますが、サラ金依存症は最終的に「自己破産に達したり」「親に全額精算をしてもらったり」「会社に借金取りが来て、会社に迷惑を掛けたり」というような波及効果が強く、ともかく問題が大きいのですが、ネット依存症では必ずとも断定は出来ないと言うことです。
ネット依存症=ニートというのが、100%であるならば、デラシネさんの例も適切である部分が大きくなりますが、それでも多少は誤差があります。ニートには「政策の被害者」と言う部分はサラ金依存症に比べ、比率的には大きいと思われます。確かに単に「仕事が嫌い」という怠け者という部分もあるでしょうが、必ずしもニートが全てサラ金依存症になるとも言い切れません。ヤンキーはヤクザ予備軍かもしれませんが、必ずしも本職になる訳ではないように、ニートもサラ金依存症予備軍ではあっても、親のスネの太さにも左右されますが、サラ金依存症に移行する前に更生する確率はあるでしょう。
今回のデラシネさんの主張は「ネット依存症=サラ金依存症」という。イメージと「個々の例を持って、全ての人に適応しようとする誘導」(韓国人は全て、日本人を嫌っているというような感じで、全ての大量投稿は悪と問題提起しているような誘導的手法)を組み合わせるという詭弁的な作為が(意図しているかは別にして)感じられます。
視点そのものは、悪くはないのでしょうが、例としては不適切で予断と偏見が生じ、適切な判断を妨げる種類の物になっている可能性があるだろうと思います。