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(回答先: 梅雨まだ明けない 偏西風蛇行し前線停滞 【東京新聞】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 7 月 25 日 05:24:33)
大雨 甲信など災害警戒 ９府県で死者２５人に
道路を埋め尽くした流木などを重機で撤去する作業員＝２４日午後、鹿児島県さつま町
活発な梅雨前線の影響で記録的な大雨となった九州南部では２４日、多くの地点で雨が上がって市街地に流入した河川の水も引き、復旧作業が本格化した。鹿児島県さつま町では、行方不明だった男性（７６）が遺体で見つかった。大雨による被害が出始めた１７日以降、死者は９府県で計２５人となった。
気象庁は、長野県など甲信や北陸などで大雨の恐れがあるとして、２５日にかけて土砂災害などへの警戒を呼びかけている。
川内川がはんらんし、大きな被害を受けたさつま町では２４日午後、「川の様子を見に行く」と言い残して会社を出たまま行方不明になっていた会社役員、鉢迫義治さん（７６）が、会社敷地内の採石場で遺体で発見された。
同町では、商店街の飲食店などに大量の泥が流入し、水が天井まで達して電気がショートした店舗も。２４日は地元商工会の職員らも駆け付け、泥を店舗内からかき出したり、泥まみれの冷蔵庫を洗うなどしていた。
鹿児島県の伊藤祐一郎知事は２４日、被害が大きかった同県出水市などを視察。同県は出水市のほか大口市、さつま町など３市３町に、被災者対策の経費を国と県が財政負担する災害救助法の適用を決めた。
一方、気象庁は２４日、長野県など甲信や北陸、東海で大雨の恐れがあるとして、土砂災害などへの警戒を呼び掛けた。２５日は前線の活動が徐々に弱まる見込み。
気象庁によると、２４日も九州では未明から午前中を中心に１時間に２０〜４０ミリ前後の強い雨を観測。大雨被害があったばかりの長野県や福井県、京都府北部、島根県でも雨が降り続いた。
２５日夕までの予想雨量は、いずれも多い所で、北陸、甲信、東海８０〜１００ミリ、九州と近畿北部６０〜７０ミリの見込み。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/25na1011.htm
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