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(回答先: エリート教育が欠落している現状を何とかしなければならない。エリート教育の核心は、古典・歴史教育と軍事教育である。 投稿者 TORA 日時 2006 年 11 月 05 日 14:45:03)
>>立花隆氏の東大生の学力低下の話は以前から話題になりましたが、一般社会常識すら知らない東大生が社会に出て、一流企業や中央官庁のエリート役人になっているから不祥事が続出するのだろう。おそらく東洋西洋の古典教育などほとんど受けていないはずだ。
実社会に出て学校教育が直接役に立つのは学校の先生になる人ぐらいで、一番役に立つのは読み書きそろばんといった基礎のレベルだ。むしろ学校のクラブ活動でしてきたことなどの方が役に立つ事が多い。ところが東大を出たような現代の秀才は受験教育一本やりで、いわば社会ではあまり役に立たない学習科目を集中的にそれだけをやってきた人が多い。
たしかにペーパーテストなどでは優秀な成績を示すが、問題解決能力といった能力は身に付けてはいない。前例のあることなら前例に従ってやれば解決が出来るが、前例も無くどれが正解か分からない問題が出て来た時には東大卒の秀才でも教科書がないから役に立たない。確かに記憶力や理解力はあるが、問題解決能力が無いから問題の先送りばかりするようになる。
本当のエリートとは責任を取る能力のある人物を言うのであり、最初に書いたような履修不足の問題が起きても文部官僚や教育委員会のエリート達は責任を取らず、責任を回避する能力だけは上手なようだ。
正解の無い難問を突きつけられた時に役に立つのが古典であり、古典から考えを積み上げていかなければ正解が見えない。あるいは昔からの歴史の出来事からも問題の正解が見出せる事もある。だから現代の高校で履修科目から歴史や古文漢文などの科目が外されている事は、エリート教育からいかにかけ離れているかを物語るものだ。>>
(コメント)
全くその通りだと思います。無責任な公務員が多すぎます。しかも七旧帝大まで独立行政法人化され金儲けに都合のいい学生ばかり造っています。これでは市民・国民に責任を負う行政は出来ないでしょう。真に尊敬されるエリートを育てるための教育は緊急の課題です。