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(回答先: 学生運動と在日・同和利権 投稿者 パルタ 日時 2006 年 11 月 05 日 14:22:46)
こんちわ
毎度細かいことを言うようですが、パルタさんの言ふ「学生運動」とは、戦後の学生運動、それもスターリン批判以後に価値観の大混乱を起こした1960年代以降の学生運動だと思います。
その時代の特徴は、トロッキズム(=トロツキーマンセイ主義)と言えるでしょう。
スターリンアウト!が、トロツキーマンセー!に行ってしまうのが、神ならぬ人間の悲しい性でございましょうね。
なんらかの教科書がないと思考が出来ないという意味では、一種の宗教かも知れません。
ただし、弁護的に言わせてもらえば、学生(青年)の年頃は、情報量が少ないにも関わらず、理想を求めるというか、世間のしがらみからは切り離されている状態でしょうから、社会問題を純粋に捉えて行動する年代とも言えるかと思います。
西や東に困った人や弾圧に苦しむ人が入れば、世界の果でにでも駆けつけようとするのが、青年ではないかと思うのです。
そういう意味では、かつての2・26事件の青年将校たちの感性と根底では通じていると思っております。
向かう方向は違っても、根底の問題意識は同じだろうということです。
したがって、小生は、1960時代も、今も、レーニン・スターリン・トロツキー派以外に、社会を論理的に分析する主張がないという方にニポン社会の問題点を感じています。
いうなれば、米ソ武力対抗(冷戦)時代終了以後は、価値観喪失の時代なのかも知れません。
でわでわ
<余談>
昔、トロツキー派の元活動家氏とシベリア出兵について論議したことがありますが、彼らの主張はモスクワとtokyoしか見てないのですね。
小生は、シベリア出兵に関しては、シベリア沿海州・満州vsモスクワtokyoの視点から見てましたから、論戦になりますわなぁ。
モスクワが帝国主義かどうかは大問題なはずなんですが・・・ (^○^)
ま、このへんは、小生は遠く及ばぬ、あっしらさんの理路整然とした論考でも参照してくださいませ。