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(回答先: Re: Brave New School−アメリカ教育版NWO? 投稿者 こげぱん 日時 2006 年 11 月 03 日 02:16:16)
こげはんさん、レス、ありがとうございました。
>アメリカでも教育が(良かれ悪しかれ)キリスト教の手を離れ、「国際化」などといった諸々の美名の下、生徒を歴史やキリスト教などから切り離し「分子化」して、「来るべき新世界(=神無き民主社会主義体制?)」に都合のいいように教育しているのかな、という印象を受けました。
それはいえると思います。それと何よりも、経済が教育をコントロールしているということでしょう。あのこげはんさんも御存知の学校のヘッドマスターは、博士号を持っているのですが、教育の博士号ではないのです。ビジネスの博士号なんです(笑)。これを最初聞いた時は、笑っちゃいましたね。いかにもアメリカらしいではないですか(笑)。
でも、あそこの教育は、先生達も各国を放浪したような、ヒッピーのような人達が多く(笑)、それに生徒も親の転勤と共に各国を渡り歩いたような人達が多く、さまざまな多様なものの見方や価値観を持った、意識構造が多層化した、面白い人達でした。ああいう人種は、アメリカの大学の中にもなかなかいません。勉強の面では、アメリカの学校でトップクラスでも、あの学校では普通程度でした。従って、ものを考えさせるリベラルアーツの教育も、他の学校に比べると充実していたと思います。だから、授業料はべらぼうに高い(笑)。
卒業後もあの学校の生徒達は、ずっと仲がいいんですよね(笑)。なぜなら、なかなかアメリカ人学生の中には、多角的に物事を見つめようとする、視野の広い学生は少ないから。だから、あそこの生徒達のような人達が増えれば、世界も変わるかなとおもっているのですが・・。
しかしアメリカ国内を出たことのない、でてもスイスなどのボーディング・スクールに行っていたというようなエリート達は、他の民族に関してはほとんど無関心という人が多いと思います(カリフォルニア以外では)。それですっとNWOなどのしいたレールの上を何のためらいもなく走っていく(笑)。それは日本のエリート校の人たちと同じだと思います。
ただアメリカのエリート校の位置づけと日本のエリート校の位置づけは、違うのではないでしょうか。私個人の推察ですが、アメリカのエリート校の次に日本のエリート校があって、大雑把に言えば、文系ではアメリカの言いなりになる総督府の役人養成教育、理系ではアメリカの技術力を脅かさない程度の技術者養成教育をさせているのではないかと(笑)。