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(回答先: 政治板:日本の学生もこれくらいやってくれ!国土安全保障省とペンタゴンによる学生反戦活動家のデーターベース収集 投稿者 Sun Shine 日時 2006 年 11 月 02 日 23:19:21)
Sun Shineさん、こんばんわ
Sun Shineさんとやりとりしているうちに、他国の教育も日本同様に愚劣なのか、少し調べたくなったので調べていたら、このようなサイトを見つけました。
(もしすでに御存知でしたらすみません)
http://www.crossroad.to/Books/BraveNewSchools/Contents.html
当方も序文と年表にざっと目を通しただけなのであまり詳しいことはいえませんし、第一アメリカの事情ならSun Shineさんがよく御存知だと思いますが、アメリカでも教育が(良かれ悪しかれ)キリスト教の手を離れ、「国際化」などといった諸々の美名の下、生徒を歴史やキリスト教などから切り離し「分子化」して、「来るべき新世界(=神無き民主社会主義体制?)」に都合のいいように教育しているのかな、という印象を受けました。(この本は真正キリスト教徒が著した本でしょうから、キリスト教寄りの記述は差し引いて読む必要はあるかもしれません)
しかしそれでも、Critical Thinkingすら認めない日本の愚劣極まりない受験狂育や、個性とは程遠いゆとり狂育に比べると、アメリカの教育はよほどまし、という印象もこの本からは受けました。(日本は、来るべき新世界ではBRICs的植民地社会になるのかもしれませんから、狂育も植民地程度でいい、ということでしょうか)
このような愚民化教育から脱しようと思えば、日本も高校あたりから「哲学」や「リベラルアーツ」を必修にする必要があるように思えます(これを本格的に断行するとなれば、学制だけは戦前の6-5-3-3制を採用するのが理想的でしょう)。
と同時に、歴史教育を再構築する必要があるようにも思えますが、国内外や右左からの干渉でこれが思うに任せないのは残念です。(少しでもこの事態を好転させようとするなら、小室直樹博士が言うように、日韓で有識者が歴史教科書を持ち寄って議論するのが望ましいかもしれませんが、日本学者のお寒い知性を考えれば、これは危険かもしれません。そこで次善の策として、両国の歴史教科書を心ある出版社が翻訳して相互に出版するのがいいかもしれません。もしかすると、そこから心ある学者間や市民レベルでの議論が発展するかも、と思うのは甘い?)
いずれにせよ、日本も「東大合格xx人!」「打倒xx高校」などと空騒ぎしているゆとりはないはず、です。