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先日「起業バカ 渡辺仁」という本を読んだ、少々古い(と言っても一年前)発行だが、なんとなく読みたくなって買ってしまった。
最近の光文社のペーパーバックスがやけに目立つような気がしている。
少し工夫がしてあって
1 ジャケットと帯がない
2 再生紙使用
3 本文は全て横組み
4 英語まじりの「4重表記」
となっているためか、数冊並ぶと他の本より目立つのであろう。
取り上げている事も「他の本と一味違っているものが多い」
今回の「起業バカ」も、他の本はこぞって「起業の成功の秘訣」を書いている中、起業の危険性を訴えているという本である。「企業バカ2」も出版されているようである。
Kは自慢ではないがバカである。仮に2倍の倍率がある入学試験を受ければ落ちるだろう。
決定的に英語能力がないので、試験には不向きである。
しかし、阿修羅の諸兄なら1500倍くらいの競争率を勝ち抜けるだろうか?
「起業バカ」によると起業して成功するのは1500人に一人と云うことである。
Kからすれば「気の遠くなる倍率である」
規制緩和・間接金融から直接金融へ
と云うのが小泉氏の「改革」であった。
起業しやすい環境を作るための規制緩和と直接金融によって資金を得やすくする。
それは、ベンチャービジネスの勧め政策と云えるだろう。
しかし、待っていたのは「競争率1500倍の世界」だったのである。
多くの人が「破滅した」のだろうと思う。
一方、小泉改革は「既存の社会システムの崩壊も招いた」
下記を読んでいただきたい
http://www.jlp.net/letter/050315b.html
この書き込みだけでは正確な状況は分からない部分もあるが、この地域には「農協も役場もない」
多分であるが、この地域では「採算を問題にしたら、どのような企業も成り立たない」だろうと思う。
儲かるビジネスというのは、新規参入が増えるといずれ飽和状況になる。
場合によっては「共倒れ」になって、その町から「その分野が消える」と云う結果にもなるだろう。
例えば、大店舗店が進出した町では「個人商店」が滅びる。その後、第2の大店舗が進出、安売り競争をした挙句に共倒れになれば、その町は「廃墟と化す」と云うことになる。
規制緩和は「悪とは言い切れないが、絶対に正しいとも言い切れない」のだろうと思う。
しかし「改革は正しい」と思い込んで突っ走ったのが「小泉氏」である。
http://akatan.cool.ne.jp/sc.htm
に、よると
【一般に分裂病だと、病識(自分は病気であるという感情)がなくなります。
これは、妄想にも当てはまることです。
常に自分の考えていることが正当だと思っていますので、訂正不可能です。
多くは被害妄想であります。】
だそうである。
これは「郵政民営化法案が参議院で否決された時」の小泉氏にそのまま当てはまる気がする。
分析してみると「小泉改革」というのは「精神病患者の残した爪あと」だったのかもしれない。
後を続ける安倍氏であるが「再チャレンジできる社会」をアピールしているが、約1500倍もの倍率がある世界へ再チャレンジさせても「再び絶望し、自殺する」可能性が高いだろう。
失業者の雇用は国が作り出す。という方向も必要だろうと思う。