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(回答先: 鳥の呼吸システム 投稿者 隣人 日時 2006 年 10 月 17 日 01:52:02)
隣人さん、こんにちは。
ヒマラヤ越えの鳥、姉歯鶴と言うんですか、変な名前ですね。なんか偽装っぽい名前で、本当にヒマラヤ越えしているんだろうかと思ってしまいます。
あんな高いところを鶴が越えるのかなという疑問もあって、鶴だったかなコンドルだったかな、と書いてしまいました。アンデス地方の曲“El Condor Pasa”のコンドルに比べると何となく本当かいなというイメージです、鶴の場合は。でも高度のことを考えると体は軽い方がよいから、鶴のような痩身が向いているのかもしれません。
ところで高度順化のことは、うーんと昔、小生の学生時代にAlpine Journalというイギリスの山岳専門誌があって、外国登山をしようと思っている先輩諸氏らとこの山岳誌を輪読していたことがあります。そこに、極地方式登山(ベースキャンプ⇒第1キャンプ……第5キャンプ…アタックキャンプ⇒登頂)で高度順化していく人間の医学的データが研究結果として掲載されていました。40年以上前のことなので、もうほとんど内容は覚えていません。確か血液中のヘモグロビンがうんと増殖して、平時の倍ぐらい(もっと多いかもしれません)の数値になっていたような、ぼんやりとした記憶があります。
高地に住むチベット族とかネパールのシェルパ族は、平地から何百世代か何千世代をかけて高地に住むようになったのではないでしょうか。我々が1ヶ月か2ヶ月かけて高度順化していく、その過程を経ないで彼らは、高度順化した体質をすでに先祖から遺伝的に受け継いでいるのかもしれない。こうした連想から、鳥の場合はどうかなと思ったのです。
NHKの番組については、最近放送されたものであれば、恐らく再放送されるでしょうから、HPで調べて見てぜひ視聴してみたいと思います。
貴重な情報ありがとうございました。