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(回答先: 悲しきフラダンス。商業主義、有料フラダンス教室がおとしめる ポリネシア人の心 投稿者 東京音頭 日時 2006 年 9 月 09 日 16:35:20)
お邪魔いたします:)
マイノリティの友人たちがいることもあって、東京音頭さんのおっしゃられることは、それはそれで理解できますし、ご投稿されたお話と似たような状況に直面したこともあるのですが・・。
文化の差という部分からみると、フラダンス等は日本人にとって「お稽古事」のような感覚があるのではないかと思います。踊りだけではないのですが、日本の文化で「お稽古事」になるようなことに関しては、お金を払って当たり前のような感覚なのかーと以前思ったことがあります。フラダンス=伝統舞踊ではなく、=盆踊りと思えれば、多分お金を払って習うものではない、となるのではないでしょうか(^^;;)。
一部の師が伝えるような技的なものは別として、伝統的な文化を無料で伝える・教えるということは、もともとそういうものは共有の財産という想いからで、マイノリティの人達にとっては当たり前のことでしたが、ご投稿にもあるように、タダで得ておいて・奪っておいて、自分の所有するものとして、高く売るような「お先進国」や「お金がある」人達が増えているのが現実で、そうさせないために、お金を得て伝えるマイノリティの人達も増えてきているように感じます。バイオなどに使われる植物なども最近では同じ問題を抱えていますが、民族の伝統を勝手に商品化して独占されないために、自らで商品化したり、その伝統文化や知識をデータベース化するには、お金がかかりますからね。
>Sun Shineさん
>外国人と現地人用に料金を「ダブル・スタンダード」で徴収するのは、結構、世界各地で行われている方法です。人のいい、値切れない日本人は、恐らく世界でもっとも「カモ」にされやすい国民だと思います。
少なくとも女性に関して言えば、値切れない日本人では少なくなっているような気がします・・。値切ってもいいと知ったら、容赦なく、そこまで値切るのかと思うぐらい値切る人が増えているというのが実感です・・。
私は、何故か(日本式のお化粧をしてヴィトンのバッグを持っていないから?)日本人には、日本人以外のどこかの黄色系にしか見えないようで、アジア以外の国でも話すまでは必ず黄色系移民と思われ(苦笑)、そのせいでどこの国に行ってもマーケットにいると売り子だと思われることがとても多いのですが・・日本人女性、特にツアー客は・・ホント怖いですよ・・。
為替の差や物価を考えても、日本人はカモられてる意識があまりに先行してるような気がします。日本では普段値切ることなどしなさそうな人達が、冷静に考えれば原価割れしていると思うような値段を日本語でまくしたてて、自分の言い値のお金を置いていこうとする様は見ていて哀しい気分になります・・。ある国でNPO関連の人達にそれに近い様を見た時には、呆れましたが。うん十万出してツアーで来て、免税店でブランド物買いまくる程度のお金があるのだから、マーケットの手工芸品ぐらい言い値で買いなさいよ、と、ある国の少数民族の人達のところで、この夏もまた思いました。日本人としてあまりに恥ずかしかったので、そう言ってしまいましたけどね(笑)。
余談ですが、男性も、女性を買う時は値切る人間が増えているという話を数年前から聞いています。