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(回答先: ドリームボックス 投稿者 haru 日時 2006 年 8 月 24 日 06:59:36)
haruさん、こんにちは。
>動物愛護管理法やペット条例などの規制によって、
>誰が儲かるのかと言えば、高価な値段で小動物を売買するペットショップでしょうか?
>民間での子犬、子猫の出産がなくなれば、独占市場になります。
ヨーロッパのどこかの国では、子犬、子猫がほしいという「注文」がある程度集まってから、登録済みのブリーダー(確か一般の人も含む)が繁殖させるそうです。
ペットショップもないというふうに聞いた記憶があります。
動物愛護関係の法律はよく知りませんが、法律の作り方によっては、
捨て犬、捨て猫を生じさせない社会ができると思います。
また、時間ができたらHPでもうちょっと調べて投稿します。
ところで、
犬や猫や家畜を作ったのは人間の罪ですが、
そうかといって、今更彼らを自然に帰すこともできません。
身の回りを見回して、存在している人間以外の動物が鳥(それもスズメ、カラス、ハトくらい)と虫くらいであることを考えればわかることですが、
人間は山とか動物園や空以外に存在する動物・鳥は自分達の生活圏を脅かすものとして排除・駆逐してきました。虫にも排除されているものはいますが。
あたかも地球はヒトだけのものであるかのようです。
そして、犬と猫だけは、ペットとして自分たちの周りに置いてきました。
いろんな「品種」も作り出して。
家畜も、古来からヒトに「利用」されてきました。
人間の歴史というのは他の動物との付き合い方一つを見ても傲慢そのものなわけです。haruさんもおっしゃっているように。
しかし、これまで傲慢だったからといって、ヒトのそばでしか生きられなくさせられてしまった犬や猫を野生に帰せるか?
野生に帰すにしてもそんな野生が存在するか?
それに、犬や猫をペットでなく友のようにしている人もいるし、
犬や猫との間で心の交流を持っている人もいるでしょう。
こう考えると、犬や猫をそう簡単に人から離すこともできません。
とすれば、結局、人は、犬や猫に対して、ずっと責任を負っていくしかない、ということになります。
もっとも、ヒトが地球を独占することをやめて、犬・猫含む他の動物と本当の意味で共生していく方向に社会を作り変えるというのなら話は別ですが。
ですから私は、「ヒトは、犬や猫の生を責任をもって引き受けなければならない」との考えのもと、避妊や去勢によって犬や猫の繁殖本能を殺してしまうこともやむなしとの立場です。
本当は、犬や猫がしたいように繁殖させてやればよいのでしょう。
しかし、そうやってどんどん生まれる子犬や子猫を受け入れるだけの度量が人間社会にあるならいいですが、ないわけですから、最初から繁殖させないようにするしかないということになります。
もっとも、避妊や去勢などの人工的な体の改造をせずにすむ方法があればその方法をとるべきと思っています。
>去勢や避妊は、ある意味進歩と言えるのかもしれない、、。
>しかし、やがて、自分たちもそのような手術を施され、
>従順な家畜に仕向けられると云う、未来も暗示しているかもしれない。
この可能性はありますね。
自業自得かもしれません。
ヒトが地球上に無数に存在する種の一種にすぎないということを自覚し、実際にそういう社会を作ろうという方向に向かうならば、人間もそういう地獄を見ずに済むかもしれませんが、人間は人間社会のことで精一杯でそこまで手が回らないでしょうね。