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(回答先: 余計なお世話ですが・・・ 投稿者 piyopiyo 日時 2006 年 8 月 09 日 23:30:26)
piyopoyoさん、こんにちは。
少し舌足らずだったと反省しているのですが、
ジョンレノンのイマジンの精神で、と言ったのは、連帯の精神で、という程度の意味です。
皆で連帯して、社会をよいものにしていこう、ということです。
ジョンレノンの思い描いているような世界そのものが理想かどうかについては少し懐疑的です。
支配者・被支配者については、確かに少し単純化しすぎたかもしれません。
同時に、説明不足でした。
あそこで言った支配者というのは、国家においての政治的支配者、という意味での支配者でなく、一種の黒幕としての支配者です。
及依さんが
http://www.asyura2.com/0601/dispute23/msg/389.html
で書いておられる中での、「最上流・総支配」の階層に位置付けられる人たちのことです。
恐らく、日本政府にはこの階層に入っている人はいないでしょう。
いるのは精々、
上流 :支配・Master 金融構造 ・・・「見えない人たち」(戦略立案/実行計画協力)
中流 :適応・Elite 各種「エリート」 金融管理・・・「Japan Handlers」(戦略伝達・戦略実行(外形・抽象))・「官僚(中枢)」・司法・技術/芸術エリート
(上記の及依さんの投稿より引用)
でしょう。
私は、この、上流・中流の人たちも、最上流・総支配階級の人たちの被支配者、というふうに見ています。
つまり、圧倒的大多数の人たちは被支配者であり、支配者の立場にいる人はごくごく少数だ、という考え方であり、
この意味での支配構造を突き崩すためには、被支配者の人たちがこの構造を理解し、転覆させなければならない、ということです。
近代市民革命においては、支配・被支配構造はある程度国内で完結していて、民衆が蜂起すれば革命を起こしやすかったのだと思いますが、今の複雑な支配構造の下では、なかなか一致団結して「敵」に当たることができない。しかし、他方で、今ほど、蜂起すべき立場の人間が多い時代もない。
なにせ、支配者は、この地球上の人間のうち0.000000・・・1%くらいしかいないはずなんですから。
だから、被支配者同士で対立するのでなく、連帯すべきだ、というのが、私の先の投稿の趣旨です。
まあ、世の中の構造が本当にこういうふうになっているかどうか、というのは私にはまだよくわかっていませんし、実際はもっと複雑なのだろうとは思いますが、とにかく、問題の本質をつかみ、倒すべき敵を一致団結して倒そう、ということです。
Piyopiyoさんのご意見の土俵に乗らない形でのレスとなってしまったことをお詫びいたします。
民主主義とこの支配構造についてはまた検討したいと思います。
ただ、この社会は変わりようがないと「達観」してしまうとか、今の社会を楽しんでしまう、というのでは、社会は本当に変わりようがないわけで、
私としては、社会は変わると信じて生きていきたいと思っています。