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(回答先: 被支配者側におけるあらゆる対立は支配者の思う壺 投稿者 heart 日時 2006 年 8 月 09 日 18:59:42)
そんな単純な論法でもないでしょう。
支配者層が悪辣極まる自己中心主義者ばかりならそういえるかもしれませんが、実際のところは少しばかり違います。
そんな支配者ばかりなら他の国から滅ぼされてしまうか、民衆に転覆させられるでしょう。
民主主義社会とは建前上は市民が主権者であり支配者です。
日常、仕事や雑務に追われ、政治どころじゃない人が多くても、カネが有り余って投資先に困り、カネで政治を動かしたい人がいても、そんなこと関係ないと思う人がいても、何をやってもダメだよと思った人がいても、いや人間捨てたもんじゃないよと思う人がいても、つまり何をどう思う人がいても出る結論に全て拘束されるのが民主主義という制度です。
ヒューマニズムを否定するつもりはありませんが、人間社会とはこの程度ではないかと思います。
虐殺は王政よりも民主政となったほうが多かったとは歴史の皮肉ですが、例えばフランス市民革命の歴史を見れば、いったん敵となれば徹底的に抹殺される様は民主政のよき面と悪い面を際だたせていると思います。
過去に学ばない人間は結局同じ事を繰り返す。
多分、ずっと同じだと思います。変わりようがない。
真摯に歴史を学び、自らと自らの生きる日常を投影させあるべき姿を思索する人など皆無と言って過言ではない。
それもまたドラマティックでいいと思いますよ。喜怒哀楽や憎悪もまたロマンだと考えてもいいかと思います。
ここの掲示板も含め、古くも新たなドラマの始まりだとすれば楽しめるではありませんか?