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(回答先: 青天霹靂? 投稿者 姫 日時 2006 年 7 月 30 日 10:29:52)
>姫さん どうもです。
青天の霹靂?との事ですが、今ひとつ意味が分かりません。Kの反論は予想外でしたか?
>【日銀から引き出す”ということは国債を更に1000兆積み増しするのではなく、民間の貸付をその量だけ増やせと言っているわけで、その1000兆のうちの消費税が5%でも50兆を回収することが可能】
折角減った(貸し剥がしの悲劇を伴って)不良債権を、また増やそうというのでしょうか?
仮に国民一人あたり800万円の国民手当(臨時ボーナス)を配ったとしても、消費税で回収出来るとは限らないだろうと思います。Kの予想では「半分程度は貯蓄に回る」と見ています。ただし、仮に半分が貯蓄に回っても「銀行の間接金融で貸し出されて、市場を活性化する」でしょうし、半分が流通しただけで「2重・3重の消費が行われ、一時的に景気が活性化し、消費税での回収は相当な割合にはなるでしょう。しかし、仮に100%を超える回収に成功しても、そこまでだろうと考えています。
一時的な活性化で「ほしいと思っていた物」を粗方買ってしまったら、後は日々の生活必需品のみの購入になるでしょう。
「バブルの再現」になる可能性もあります。貯蓄に回った分は不良債権化しそうな企業には貸し付け出来ませんし、銀行の金庫に寝かせておくわけにもいきませんが、優良企業は「株式投資の直接融資(当然、投資にも流れてくる)」が増えるでしょうから、銀行からは借りないでしょうし、仕方がないので「土地でも買うか」と言う事になりそうです。
>【死んだら資産を取り上げるのであれば、モチベーションは下がるでしょう】
の部分が、Kの相続税改革に対する見解だろうと思いますが
「子孫に残す為にモチベーションを維持している人」と「金を集める事が趣味化している人プラス自分が何時死ぬか分からないから資産形成をしている人」の割合も微妙なところですが、Kの案では「一般的庶民」ではほとんど増税にはなりません。逆に減税になる部分も多いでしょう。ただし、同居の最後を看取った人に取ってはという条件は付きます。
金持ちの子供は金持ち(スタート地点から平等ではない)という不公平があり
一部の金持ちが「金を貯め込んで、国の借金は天文学的数字」で「早急な対応が必要」
という状況を考えた場合。
対応策は3つです。
1 次世代に任せて先送りする(対応しない)
2 徳政令でリセットする(デノミを行って借金自体を無価値にする)
姫さんの案はこれの変形でしょう。
3 国債所有者が相続時(死亡時)に「赤字国債をチャラにしていく」です。
要は、生きている者から巻き上げるか、死んだら巻き上げるか、ですが、手を打つなら、減らす方向で考えるべきでしょう。
>【ケインズも言っていましたが、体力以上の借り入れは、景気を良くするために社会貢献でリスクを負うというのは、まったく間違っていると思いますね。】
この部分が良く分からないのですが、社会貢献というのはリスクではなく「当然やった方が良いと言う行為(義務では言い過ぎですが)」だろうと思いますが、前後の文章の絡みを含めても良く分かりません。
>【飽和という話もありましたが、欲しくないものを無理に買わせるのも、おかしな話です。代わりに誰かが使ってあげるのです。体力内で。】
【代わりの誰】かというのが問題ですし【体力内】というのも問題です。
不特定多数の常にいる【誰か】は、不良債権化させないだけの【体力】を有しているというのが、希望的観測だろうと考えられます。
>【1000兆渡したら、100%消費されるようにするのです。】
ここが、姫さんの理論のコアだろうと思いますが、これって、実際に政策にしたら非常に困難でしょうが、仮に実行出来たとしても、Kは最初の部分で書いたように「一時的な市場活性化で終わる」と考えています。