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まちづくり三法前の駆け込みで増床をはかるイオン〜イオンが象徴するものは、車依存社会、弱肉強食の世界、消費主義。(転載紹介
http://www.asyura2.com/0601/idletalk19/msg/131.html
投稿者 heart 日時 2006 年 7 月 08 日 22:41:34: QS3iy8SiOaheU
 

(回答先: 市場で淘汰されるべきは不要なものを作り、必要なものを壊す大企業 投稿者 heart 日時 2006 年 7 月 08 日 17:08:54)

http://ww6.enjoy.ne.jp/~y-tanabe/ より転載。

くらしきが壊れる!  イオン増床反対!

中心市街地は存亡の危機  まち(地域社会)を守ろう

●倉敷のイオンが大規模な増床の準備をすすめている。 隣接するクラレの広大な跡地にまち(中心市街地)をつくってしまうのではという噂もある。
まちづくり三法が改正される前に(施行は2007年秋?)かけこみ申請をすれば現行法ではフリーパスする。(米国の圧力で2000年に大型店の出店が原則自由となった)(改正法でも抜け道あり)
計画の数万平方メートルの増床が実現すると、シミュレーションをするまでもなく、商店街の半分以上がつぶれてしまうのでは(?)
日常の買い物が不便になり、医院、保育園、学校が少なくなってしまい、町で暮らしにくくなって、住む人も次第にへり、治安も悪くなり、町が、商業空間だけではなく生活空間もこわれてしまうのでは。

●中心市街地の地価はさらに下落し、市の税収入がへる。
イオンからの固定資産税収入、雇用効果をプラスしても、地域社会にとってトータルではマイナスになるのでは。
大型商業施設は社会的コストがかかり、地産地消、地域循環型経済の面でもマイナス。(郊外大型店より地元商店のほうが地域経済に対する貢献度がはるかに大きいという調査結果がある)
イオン周辺は交通渋滞が深刻になり、救急車、消防車の通行もままならなくなり、騒音・排ガス公害も懸念されよう。少年非行も増加しているという(調査中)

●商店街が空洞化しゴーストタウンのようになったら、美観地区にも悪影響が及び、観光客もへる。旅の人が求めるものは生活の匂いのある景観であり、生き生きした町の雰囲気と、そこで暮らす人との出会いだろうから。

●スクラップ・アンド・ビルドの大型店のやり方は焼畑商業と呼ばれている。(最近の焼畑農業は森林破壊をする)
欧米では大型店の立地を厳しく規制して自然環境を守り、クルマに依存しないコンパクトなまちの形成を目指している。
「中心市街地はまちの顔でありその空洞化はまちのアイデンティティの喪失の危機(自民党)」

●商店街の衰退の原因として、商店街の自助努力不足はあるが、個店が魅力的な店になるよう努力するのは当然だし、商店街の抜本改革もしなければならないし、まちづくりの戦略の欠如、地権者の協力不足もある。が自民党の大型店優先の政策が主因ではないのか。
 全国の地方都市では大型店出店が相次ぎ、既存の商店街は衰退し、東京と地方の格差が広がっている。

● 大型店と商店街とでは公正な競争がなりたたないのでは?
「市場において公正な競争とは、大にはハンディを、中小には踏み台を与えること。内橋克人」
自由競争によって消費者の利便性が、選択の幅が増すというが、我々市民、住民は消費者であるまえに生活者であることを忘れているのでは。
悪しき消費者主権論からの脱却を、との声があがっている。
日本を市場主義の弱肉強食の社会にしてしまっていいのだろうか。
くらしきの町はどうあったらいいのか?どうあるべきか?を考えた時、大型店に地方を食い散らして欲しくない。これ以上の大型店はもういらない。大型店と地域商業の共存共栄を我々は願っているのです。
会社は社会のためにあると言われています。企業の地域社会への貢献を、社会的責任が問われています。
(イオンはHPで、企業市民として社会的責任を果たすため地域社会に貢献し、環境保全活動を積極的に推進して循環型社会の構築を目指すと謳っている。だが、イオンの巨大店の郊外出店が全国でいくつもの町を壊し、 CO2問題の根源となっている車依存社会をますます推進している )

● 商店街は買い物だけの場所ではなく、市民が交流し、ふれ合える場でもあり、賑わいが生まれることによる市民の楽しみの空間でもあろう。
郊外の人工的大型店にはないよさがあり、それはコミュニティの核としての商店街である。高齢化社会の歩いて暮らせる町の中心が商店街。
村社会的、閉鎖的なものは排した、新しい地域社会が求められている現在、商店街の存在意義は重要。
「環境負荷の少ない持続可能なコンパクトなまちづくりのためには、市民、行政、企業にその責務がある。福島県」
イオンが象徴するものは、車依存社会、弱肉強食の世界、消費主義 である。
イオンにはない魅力をもった商店街づくりを。ほんものの商店街が象徴するものは、歴史、文化、景観、自然、市民社会。
イオンを撤退させるぐらいの、くらしきらしいまちづくりを。
ピンチをチャンスに。
イオンから倉敷を守ろう。


自分たちのまちは自分たちで守ろう
倉敷市の中心市街地はいま危機的状況をむかえています
我々市民は立ち上がって行動を起こす時です。
以下の質問について、どうか御意見をお聞かせ下さい。

1.町の噂ではクラレ跡地(酒津)にイオンが増床し、デパートを誘致する準備をしている。隣接するクラレ跡地に町(中心市街地)をつくってしまうのではという噂もある。もしそうならば町の既存商店街は潰滅状態になってしまうのでは? もう大型店はいらないのでは?

2.町の商店街が衰退しても困らないという意見がある。消費者としては大型店が増えることは便利だろうが、商店街が衰退することは、町=コミュニティの崩壊につながるのでは? 町とは? コミュニティは必要なのか?

3.三越あとの駅東ビルは? チボリ公園は?
 何十年先の倉敷の理想像を描く中で、まちづくりの戦略的ビジョンをもって検討していかねばならないのでは、と考えています。

4.官から民への理念は?
 無駄を省き効率よく政治を行うというのは当然のことで、利潤追求の「経営感覚」を行政にもちこむというのはおかしいのでは?
 「官民協働」「市民参加」という言葉がよく使われているが、それは間違いだと我々は考えていますが、どう思われますか?
 「官から民へ」が目指すべきものは、民の自治であると考えます。

5.政治の理想、理想の政治は市民自治ですか?
 市民自治について、その理念と具体的内容について御意見を。(間接民主主義と両立すると考えます)

6.倉敷をどういう町にしたらいいとお考えですか?
 まちづくりの戦略、戦術についてお聞かせ下さい。
 我々が呼びかけている、まちづくりの戦略会議についての御意見もお願いします。
 市民と政治家の公開討論会の準備をしています

くらしきまちづくり戦略会議

≪ 倉敷で新しい映画をつくる会 ≫
更新日06/06/03

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【heart注】
文中に、
「スクラップ・アンド・ビルドの大型店のやり方は焼畑商業と呼ばれている。(最近の焼畑農業は森林破壊をする)」
との記述がありますが、
「最近の」とあるとおり、焼畑農業は本来、自然の摂理に沿った農業です。
今は、焼畑地が少なくなったこと、人口が増加したことなどから、焼畑のローテーションが早くなり、地力が回復する前に焼畑をどんどん行っていくことから、森林の破壊といった現象が起こっているのです。

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