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(回答先: お人好しが馬鹿を見る社会はおかしい 投稿者 考察者K 日時 2006 年 6 月 25 日 08:40:41)
考察者Kさん
面白い人が帰ってきましたね。
しかもこの話もものすごく面白い。
お人好しが福井総裁で開き直っているのが小泉首相という言い回しも興味深い。
小泉首相が開き直っているんだから福井総裁もそうしなさいと言う話ですな。
経済構造が変わりつつあるから「通貨の番人」も利殖を行ってもよいとのことですね。
これもなるほど面白い。
緩和解除とファンド解約の時期が取り沙汰されていますが、
そのようなインサイダーすれすれの行為も役得として認めるのですね。
それが認められるようになれば、たとえば利上げする前は所有する金融商品を売り、
利下げする前には株や国債を含め所有する金融商品を買い上げることもできますね。
もっと効率的にやるならば、はじめに値上がりさせたい商品を取得後、
マスコミなどに非公式情報として該当商品の値上がりを流すことも出来るようになります。
そうなれば、日銀総裁も「通貨の番人」の役得も十分でしょう。
改めて、自分の所有資産を公表し、一時の村上ファンドのように市場を誘導させることも可能になるでしょう。
日銀総裁が買ったとなれば、普通の人は買うに決まっていますからね。
カジノ(通貨)のディーラー(番人)が自ら賭けることが出来るようになれば、そのテーブルに着く客は一般的にはいなくなります。
なぜなら、ディーラーは自分の思うままにカジノを進めるようになり、そのための技術を磨くでしょう。
一般的な経営者レベルでは考えられない高い公共性と信頼が要求されるのはこのような理由だと考えます。
当然、つきまとう連中もかなりハイレベルな人たちで理解できない一般庶民などそんなことは考えもしないでしょう。
このあたりが、昨今問題視されている格差の正体ではないかと思う次第です。
一般レベルは捕食者となりえず、食い尽くされていくのです。
ややこしいことは、小泉首相はそういった話とは縁がないところが問題です。
周囲には怪しい雰囲気満ちた、例えばカネを儲けて何が悪いと豪語したり、
頭が悪いと頭がよい人に持って行かれてしまいますよと宣ったり、
官業の民営化が望ましいと言っては、自分のビジネスにしようとしているような
人たちが小泉首相を持ち上げています。
小泉首相は怪しい雰囲気をくんで苛烈に改革を進めますが、
自身にはそういう話が一切ないし開き直る性格と相まって止めることができない。
しかし周囲の怪しい人たちは潤い、自分の世として謳歌している。
いわゆる「勝ち組」と言われている人たちですがね。
そんな危険な構図が見えてきたように思えます。
あくまで推論ですがね。
今後とも投稿お願いしますよ。