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(回答先: アジア勢予選敗退で終わった今大会のワールドカップ 投稿者 中田英寿 日時 2006 年 6 月 24 日 09:31:20)
初戦のオーストラリア戦は、おそらく選手達が今年経験した一番の
暑さの中での試合だったと思います。
試合中にどこまで補給が許されるのかは知りませんが、後半に坪井の
足がつったり、終盤に全体的に足が止まったりしたのは典型的な脱水
の影響（おそらく試合前からすでに脱水状態だった）と考えられ、
これは技術や身体能力、精神力などを云々する以前の基本的な問題です。
オーストラリア側も含めて、十分に暑さに順応することは、高温の環境
での合宿を直前に行うなど現実的でないのは仕方ないとして、少なくとも、
試合中だけでなく普段から計画的に水分を摂取して、試合前に「ウォーター
ローディング」をしておくというのは初歩中の初歩だと思います。
（必要ならグリコーゲンローディングなども）
陸上長距離・マラソン、自転車ロードレース、トライアスロンなど
の持久的スポーツで、いくら猛暑の中でもレース中に脱水で勝負を放棄
せざるを得なくなったら、プロ以前に競技者として大失態と言えるでしょう。
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