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2006FIFAワールドカップのグループリーグ一次予選がすべて終了した。
アジア勢はすべて予選敗退が決まってしまった。オーストラリアは除く。
僕はグループリーグの全試合を観戦しましたがアジア勢と欧州・南米勢の壁はかなりあるのがわかりました。
アジア勢は4カ国出場して勝利を挙げたのは韓国のトーゴ戦(アフリカ勢)だけで欧州勢・南米勢には勝利を挙げることはできなかった。根本的にレベルの差が現れる事になった。
2002年の時は自国開催という利点を生かし日本も韓国もシード扱い(優勝候補が両国のグループリーグには入らない仕組み)されたおかげで予選突破できたが本当のワールドカップではそうはいかない事をアジアのサッカーに突きつける結果になった。
2010年に南アフリカで行われるワールドカップでは今回のワールドカップで惨敗したアジア勢から1〜2枠は減らされる事がほぼ確定したので日本を含めてアジア勢は相当厳しい戦いを強いられるでしょう。アジアチャンピオンの日本に圧勝したオーストラリアも今年からアジア枠に参加する。
アジア勢がワールドカップで勝つためには何をするべきか。僕が今大会を観戦して思ったアジアと欧州・南米との差を書きます。
1)ちょっとしたトラップミス、パスミスがアジアでは安全圏でも世界ではまったく通用しない。きちっと止めて、正確にパスを出す。当たり前のことがアジア勢には欠けている。
2)パスをもらってから次の動きを考えるアジア勢。サッカーほど臨機応変という言葉が当てはまるスポーツはないと言われているが一流の選手は「パスが来ることを予測してスペースを作って動いており良い位置取りをすでに確保しているしシュートを打ち易い環境を自分で作っている。」のがよくわかる。
3)フリーでもらってもシュートを枠に蹴る事ができないアジア勢。アジア勢も世界のトップクラスの国と試合をしても何度かは決定的なチャンスを作る事ができる。しかし、アジアの選手はシュートを枠に飛ばす事ができないために何回、一流国と試合しても試合に勝つことはできない。これはメンタル面が一番でかい。
4)1点を先制しても勝ち逃げができず逆転されてしまうアジア勢。欧州・南米の国では1点を先制をして逃げ切るという戦法をする場合、同点にされてしまっても逆転される事はめったにない。(イタリアの事ではない)
だがアジア勢の場合は同点にされてしまうと逆転されてしまう事がよくある。これは試合を読む力が選手個人に欠如しているためだと思われる。
最低限以上の4点を4年後までに克服すればアジア勢がワールドカップで活躍する事ができるでしょう。