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(回答先: 生きる力や向上心はどこからみなぎってくるのか 投稿者 どうして? 日時 2006 年 6 月 15 日 16:37:19)
皆さん、こんにちは。
【どうして?さん】
>どのような工夫をすれば、子どもたちの内面に火をつけてあげられるのだろうか
世の中の理不尽さを教えること、これにつきると思います。
例えば、私の場合、環境破壊により動物が生存の危機に追い込まれているということを知った時から世の中のことに目覚め、自分の進路について真剣に考えるようになりました。
最近は、法政大学の弾圧事件(http://www.asyura2.com/0601/senkyo20/msg/487.html)を知ったことがきっかけになって言論の弾圧に関心を持ち、そこから、ジャーナリズムに関心を持つようにもなりました。
また、自衛隊以外でも憲法無視の政治が行われていることに今更ながら気付いたので、憲法にも関心を持つようになってきています。
私の場合、「生きる力や向上心」は、世の中で起こっていることに対する怒りから生まれるようです。
高校までの義務教育では、世の中の表の部分、きれいな部分しか教わりません。ですから、精々、環境問題があるらしい、くらいのことしかわかりません。
特に、日々の受験勉強に追われていれば、社会のことにいくら関心を持ったところで大学受験には受からないわけですから、要らぬことはまた大学に入ってから、となります。
そして、大学に入ったら入ったで、それまでの延長線上で進路を考えますから、無難な進路しか思いつかなかったりするわけです。
少なくとも私の場合はそうでした。大学に入るまでの限られた知識と、親の勧めから就職先を考えてきました。
自分の関心分野を狭く捉えすぎていたのです。
私は環境問題に関心がある、だから就職先もその関係で、と思い込んで大学生活を送ってきてしまったわけです。
しかし、上でも書いたように、環境問題よりも取り組みたいと思えてしまうような問題の存在をいろいろと知ってしまいました。
大学生活をのほほんと送りすぎたのだ、と言われればそのとおりなのですが、
阿修羅を知ったのが遅かったために世の中の表しか見えずに去年まできてしまった、というのも、私にとってはとても痛かったのです。
私は、遅くとも高校生の時に世の中のカラクリを知る必要があると思います。
大学受験の際に選ぶ学部によって、就職先も変わってきますから。
もし私が子供を持つことになったら(こんな世の中では生む気も萎えますが)、
絶対に、高校生になったら阿修羅を教えます。
世の中ってこんなに汚いんだよ、っていうことを教えたいと思います。
子供の世界も汚いですから(イジメなど)、子供はそういう汚い物に対して、大人が思う以上に免疫があると思います。
だから、子供に世の中がいかに汚いかを教えることに躊躇する必要はあまりないと私は思っています。
どうせいつかは知るのです。
同じ知るなら、進路を考える段階で知る方が、本人のためにもなりますし、
社会のためにもなると思います。