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(回答先: Re: 日本を良くするためには、意識の改革が必要である。 投稿者 蝋梅 日時 2006 年 5 月 13 日 17:53:40)
>蝋梅さん ご意見に感謝いたします。
>【わたしは、正しさを追い求めることはしません。360度、どこから見ても正しいことは、存在し得ないと思っているからです。】
これは一つの真理ですね、Kもベストを追い求めても駄目だ、ベターで妥協しなければ、改善は進まない。と言う考え方です。
ただ、蝋梅さんの書き方ですと「現状容認=あきらめ」という部分もあるのだろうと思います。100人中、100人が満足するのは無理として、一人でも多くの人が「笑って暮らせる社会」それは、そのために満足の度合いが減る人がいたとしても、多くの人が「笑える」のが良い社会とKは考えています。
Aの社会は100人が平均して70%程度の満足度しかし、満足度が5割以下の人が4割
Bの社会は20%の人が95%の満足度で残った人の平均が40%程度の満足度
Cの社会は平均満足度は65%程度だが、満足度が5割以下の人は約2割
様々な社会はあるのでしょうが、KならばCを選ぶのだと思います。CよりAの方が平均満足度が高いので総体で言えば、Aの方がベストに近いのでしょうが、それでも「多くの人が笑って暮らせるのはCだと思うから」です。
>【集団は自集団を運営する立場にある者の我欲を抑制するシステムを持つべきだと思います。我欲があるのは、人として自然なことですが、それを必要以上に追求できないような対策がなされていなければならないと思います。我々の社会は、まだ、そのシステムが不十分なのだなと実感する、今日この頃です。】
Kが最近考えているのは、運営する立場の人が「何も判断を示さない事のリスク」をどのように追求できるか?という部分です。
例えば、郵政民営化の時の状況では、結果的に一番罪の重いのは、何も考えずに「小泉案に反対しなかった議員」だろうと考えています。
Kとは考え方は違いますが、小泉氏や竹中氏は「郵政民営化が日本のために良い」と信じていたのでしょう。思想の差、考え方の差は、個人の差として無くす事なんて出来ません。でも、「本当は反対なのだが、今回は賛成に一票」という議員には「議員の資格はない」だろうと思うのです。
卑怯で、事なかれ主義で、リスクを回避した生き方です。ここが、日本を腐らせている原因だとすら思います。
【我欲を抑制するシステム】も重要でしょうが、それよりも「判断を放棄した者、決断をしようとしない者」のリスクを求めるシステムの方が、日本の未来にはより重要だろうと思います。
ここを、キチンと整備しないと「本当の意味での民主主義にはなり得ません」
我欲は誰にでもあるので、野放しには出来ませんが、悪意が無く、税金に跳ね返らないのならば、さほどの実害はないのでしょうが、仕事をしない国会議員は間違いなく穀潰しです。税金の無駄以外の何者でもありません。