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(回答先: 国連軍 投稿者 heart 日時 2006 年 4 月 14 日 16:18:33)
> 【heart】
> とのことですが、北欧諸国は常備軍に近い形のものを持っているようです。
> これはある程度安保理から独立しているのでは(注1)。
(注1)は国連の常備軍として読み取るのは困難な気がします。国連に提供する軍隊を常備している国があると読み取れるのですが。しかし、結局はその軍隊の出動先は安保の決定に従がったものでしょう。ということは、安保理から独立していると言えないでしょう。
> 《注1》
> ●(1990/11/01 毎日新聞朝刊)
> 平和維持軍の担い手はスウェーデン、ノルウェー、フィンランド、カナダ、オーストリアなどが多く、とりわけ北欧四カ国が維持軍の三割を占めている。
この資料で気になったのですが、今バングラデシュはPKO大国と呼ばれているそうです。かの国は貧しい国ですが、軍隊の出稼ぎ先としてPKO・PKFなどには熱心なようです。南太平洋のフィジーと言う国は人口30万でありながら、PKOなどに500人も派遣してます。これも出稼ぎでしょう(この人口比で日本が自衛隊を出すとしたら一体何人になるでしょうか)。
このように国連軍は貧しい国にとって魅力的な職場ともなっているようです。ですから、日本人はPKO・PKFに自衛隊を出すと国際貢献をしているつもりになりますが、実際は貧国の出稼ぎ先を奪っているのです(カンボジアがこの例に当て嵌まりました)。
ということで、貧国の出兵に対する国連の援助がどれほどのものか分かりませんが、軍隊の出稼ぎの場としての国連軍ということも心得ていた方がよいでしょう。このことは丸腰国家論にもいくらかの差し障りがあるかもしれません。