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(回答先: 帰国子女と言われてもてはやされる人の書いた英語は読めたものではない。文法的にいい加減で、内容がない。 投稿者 TORA 日時 2006 年 3 月 28 日 13:18:32)
現在豪州に住み、英語を使い、試験のため勉強し、TOEFLのようなテストを受験し、こちらで大学も卒業し、日本で英会話学校で教えた経験もある私の感じたことを書きます。
斉藤氏の言いたいことの
「日本語をきちんと学んでから、英語をやるべき」と
というのは、正論ではあると思います。英語といえども、言語であって、やはり、日本語が上手な人が英語も上手になるのだと思います。同時に二つの言語をマスターというのは、結構、難しい。
外国に住む日本人のこどもは、日本人の親の言っていることは、わかりますが、日本語力は、最低限の日常範囲にとどまり、勉強していかない限り上達はしません。
でも、だからと言って、小学校から、音声コミュ二ケーション中心の英語を、楽しく学んでもいけない、ことはないのではないでしょうか。問題は、その代わりに何の勉強をけずるのか。それが問題でしょう。たくさんの親がお金払って学校の外で英会話を学ばるのなら、土曜日も学校にして、他の科目をへらさないようにして、加えたらいいのではないでしょうか。
「そうかんたんにバイリンガルになんかなれない、ほとんど例外的」
それは、その通りです。でも、専門分野で彼らと渡り合えるようには、努力でなれますよね。
「海外に十年以上住んでいても、いわゆる、ネイティブと対等にわたりあえるようなレベルのぺらぺらになんか、なれない。」
住んでいれば自然と上達する、というのは、嘘ですね。
本人の努力次第でしょう。
「文法」が、大切。
それは、正しいと思います。
ただ、斉藤氏が強調する、文法なしの英語上達はありえない。までは、正しいとして、「学校で文法ばかり学んでいるから 英語で実際会話ができないんだ」、というのは、誤り、と言っていますが、そうではないでしょう。文法ばかりの勉強では、話はつうじないでしょう。筆記で会話しない限りね。、発音が悪すぎ、リスニング絶望的だからです。習った文法や 文体は それを使って 通じる発音で話し、又相手のいいたいことを理解して、又話す、という練習のない言語学習は、どんなに、だめなものか、認識が 低すぎる。
さて、言語上達の方法論を純粋に議論する前に、英語教育は、なぜ必要か、どのレベルまで、義務教育段階で必要か。高校では、どうするべきか。大学ではどうするべきか。
企業の要求をどうするか。公立と私立の差をどうするか。
など、根本のところをしっかり話し合うべきだろう。(今の文科省には、無理か)
まず、多くの日本人の親が必死になるのは、将来の就職がかかっているからでしょう。
就職の際、TOEICのスコアが高いと有利ということで、多くの大学生が英会話学校に来る。
高校生では、英検、留学をしたい人は、TOEFL、IELTS の受験勉強で英会話学校にきます。
塾、予備校、英語専門学校も同じでしょう。そして、リスニングで、皆苦労する。
それで、早く英語、特に発音や、リスニングの部分で、早期英語教育を望むのでしょうね。
そういう部分を無視して、批判しても、現実的ではない。
今の世の中、企業に、人を雇う際、英語力を問うな なんていえないのだから、ある程度、高校卒業程度、でIELTS、または、TOEFL で、このくらいの実力達成 とゴールを設定し、授業を変えていくしかないでしょう。
それには、義務教育段階では 他の科目を削ることなく、やるほうがいいと思う。
そして、英語を母国語にする先生をきちんと雇うことです。
今のJET プログラムにあるような、補助の先生ではなく、会話の時間を英語授業の半分を割き、その先生が受け持つのです。現地で教員の資格を持つ人で、日本語のテストに受かった人をきちんと雇うのです。こういう人のための、統一された日本語のテストは必要。(失業率の高い英語圏の人は、興味を持つと思いますよ)。又は、教員の資格を持つ日本人で、英語ネイティブに近いレベルがある、と(何か、客観的なテストなり、経験を決めて)認められたもの。も加えるといいでしょう。
日本の世論が少しおかしくなっているのは、学校英語を一生懸命ならっても、すごいエネルギーを使っても、まったく英語圏の人と話ができないからでしょう。文法なんてどうでもいい、なんて意見は実はまじめに英語を勉強している人(英会話学校にきている人も含めて)は、思っていません。
もし、極端に言われているとしたら、話す事、聞くこと、があまりにも軽視されてきた反動です。
これからは、英語授業の半分くらいさいて、ネイティブが受け持っていくことを、文部官僚たちは、受け入れていくことが大切でしょう。
大学では、ダブルメジャーといって、専門(例えば経済学)と言語(多分、多くの人が英語、中国語を選ぶかな)を両方学ぶことが可能の学部専攻制度が必要でしょう。そのとき英語は、英米文学などを専攻している科目とダブらないよう、実践的な内容が中心になることが必要です。ここでは、日本語で表現することができるレベルに近い英文を書けるように、話せるようになるため、日本語もある程度できる英語ネイティブの教授が必要なことは、いうまでもありません。
このように、根本的に学校、特に公立校が変化できるのなら、英語は、中学からでも、いいと思いますね。小学生は、もっと集団で遊ばせたらいい と思いますね。
もっと自律神経を発達させることの方が重要でしょう。何語でもいいから、コミュニケーションの大切さ を遊びを通じて学ぶことが先で、今の小学生には、たりないですよね。
最後に上記に書いたように斉藤氏のいくつかの部分には、賛同しますが、以下の部分は、まったく同意しかねます。
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現在の英会話ブームは、英語ができれば格好いい、国際人になれる、もしくは就職に有利なのではないか、という無根拠な確信に基づく浅薄なものだ。NOVAでスラングを覚えたり、イーオンで買い物の練習をするだけなら、まったく意味がない。
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まず、英会話ができればかっこういい、国際人になれる。という動機で、英会話学校にきていた人には、何年も大手で働いていましたが、一人も会いませんでしたよ、いい加減なこといわないでくださいね。(まったく一人もいない とはいいませんが、すごく例外的な人をいかにも一般的のように、いうのは、間違っていますね。
就職に有利 というのは、違うのですか。そういう大学生がいっぱいいましたが、デマなんですかね。就職に有利(もちらん、TOEICのスコアですよ、) というのは、若者にとって、大きな動機であり、否定できません。
それにしても 英会話学校に行ったことはないのでしょうね。ずいぶん馬鹿にしてますね。
印象だけで、言っているのかな。ちょっと傲慢ですね。
授業料は高すぎるとは思うけど、行けば、役には立ちますよ。別に、スラングを学ぶだけにきているわけではありません。そんなことは、人によります。たくさんいる、ビジネスマンらは真剣に 難しいTOEICのスコア ○○点を目指して頑張って勉強していました。TOEIC,英検、TOEFL、IELTS の受験をする人は、文法の大切さを実感し、自ら勉強していました。
趣味で来ている人もたしかにいますよ。海外旅行が好きという主婦や、アメリカ映画がわかりたいOL、ボケ防止の年配のい方などです。その他、色々です、でも。文法を知らないと、しゃべれないし、リスニングも伸びないとすぐ分かるので、中学や、高校の教科書を引っ張り出して、勉強していました。それが、何かいけないのですか。軽薄なのですか。
問題は、実践的な買い物の会話さえも教えない、東大卒が山ほどいて作った学校の英語カリキュラムに問題があるのでしょうが。英会話学校が その穴埋めしているだけです。無能の文部官僚のね。