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(回答先: 大阪経済大学 自治会役員ら8名を逮捕 大阪府警と結託したファショ的大弾圧(早大新聞) 投稿者 竹中半兵衛 日時 2006 年 3 月 23 日 12:24:02)
突如解任された関理事: 反動的な早大再編めぐり理事会が混乱
早稲田大学新聞
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1471/05/0602_seki.html
■突如解任された関理事
反動的な早大再編めぐり理事会が混乱
理事会内の対立
『週刊現代』は、白井総長が主導して關理事を強引に「ヒラ理事」降格させたものと報じている。総長選挙(六月)を目前にして、關理事がゴリ押しする「教授改革(教員制度改革のことと思われる)」が教員の反発を買うことを恐れたからだというのである。
だがこれは、事態の表層でしかない。今回の事態は「早大改革」の方向性をめぐって深まってきた理事会内対立の現れなのである。
早稲田版「アメリカvs中国」?
〇四年十一月。早大当局が全面的にバックアップして、大隈講堂で自衛隊イラク派遣隊長を招いたシンポジウムが開かれようとしていた。現役自衛官を大学に招くことに「ブッシュのイラク戦争を大学として肯定するのか」といった非難が学生自治会や教員から上がった。批判に追い詰められた白井理事会は急転直下で方針を変更。職員は、シンポ当日になって学内の看板にある「後援 早稲田大学」の文字を白紙で覆う作業に走り回った。理事会内部から「学問の府として現役自衛官を呼ぶのは不適切」との意見も出たといわれ、結局自衛官の来校もキャンセルされた。
早大理事会はこの件の後、中国の王毅・駐日大使の講演会を開いた。続いて〇五年の入学式には北京大学の関係者が招かれた。早大が研究提携のラブコールを送り続けている大学である。さらに〇五年十月には奥島前総長が機構長として「アジア研究機構」を立ち上げる。十二月には「二十一世紀COE」に選定された研究プロジェクト「現代アジア学の創生」が反米・親中国のマハティール・元マレーシア首相を招いたシンポジウムを開催。名誉博士号を授与した。早大理事会は急速に中国政府や大学、そしてアジアの親中国派の政治家などとの関係を深めていく。
〇二年四月の「大隈塾」開講式に小泉首相が早大に招かれマスコミにも大きく報じられた。「大隈塾」の講師には安倍晋三、石破茂、谷垣禎一、そしてオリックスの宮内義彦ら小泉政権の閣僚やブレーンが招かれた。〇二年の新生「早稲田祭」では小泉政権の「タウンミーティング」までが早大で開かれるなど、つい先ごろまで小泉政権との蜜月を謳歌していたのが早大理事会だった。この中で、小泉政権や米ヘッジファンドと癒着を深めたのが、早大の財務を牛耳ってきた關理事にほかならない。
だが、独占資本主流が対米追随一辺倒の小泉政権から距離を置き始めたことを機に白井当局は、中国の政府や大学に取り入り、日本独占資本の中国進出をサポートすることに早大の生き残りの活路を見出したのだ。かねてより「アジア主義」を標榜してきた白井(=奥島)総長の理事会は、政治的嗅覚を働かせて小泉政権寄りの大学とみなされることはマイナスであると考え始めたものといえよう。
かくして關理事は「財務担当」の肩書きもはずされた。この措置は、「経営」のプロを自認する・今年七十七歳となる關理事の政治生命を断つものとなる。(続く)
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