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(回答先: がんばれ大阪経済大学!大学生が大学に突き出されて9人も逮捕されたという。 投稿者 竹中半兵衛 日時 2006 年 3 月 23 日 12:17:51)
大阪経済大学 自治会役員ら8名を逮捕 大阪府警と結託したファショ的大弾圧
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1471/05/0602daikeidai.html
(早稲田大学新聞 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1471/)
大阪府警は、昨年十月二十六日、大経大キャンパス(大阪市東淀川区)で大経大生O君が職員に暴行したとして、今回の大量逮捕を行なった。だが事態は、当局・学生部が自治会役員に暴行し、けがを負わせたものであり、府警は事態を百八十度逆に描いている。逮捕はまったくのデッチあげだ。
十月二十六日昼休みにキャンパスで宣伝中のT部(昼間部)自治会委員長らに三十名ほどの教職員がつかみかかり、看板を破壊するなどした。自治会役員が抗議するや大経大当局・学生部長田中某がまさにこのときを狙って「転び屋」を演じた。大学警備員らはその場に居合わせた大経大生O君を「暴行だ!」と叫びながら長時間拘束し暴行を加えた。また学生委員長の徳永教授は、U部(夜間部)学友会委員長I君に暴行を加え、I君は救急車で搬送された(全治十日のけが)。
教職員三十名による自治会の宣伝活動への弾圧と役員への暴行が行なわれているあいだ、キャンパスの正門付近には府警の公安刑事が待機しており、午後には私服刑事が学内で大学当局者とともに「現場検証」を行なった。府警と大経大当局は、学生による「暴行事件」をでっち上げるために予め示し合わせていたのである。
「暴行」をデッチ上げられたO君以外の七名は、キャンパスに居合わせたというたけで「共同正犯」だとして逮捕されている。ただそこに居たというだけで何もしていない者を無理やり逮捕したものだ。自治会を活動不能にするために、事件をでっち上げ、自治会役員を逮捕・拘束したのが大経大当局・大阪府警である。
この事件について、大経大の学生・教職員から「戦前への逆戻り」「陰謀を働いた松谷理事長・重森学長は辞任すべきだ」「学生を警察に売り渡すとは言語道断」との強い非難の声が広がっている。またすでに徳永教授にたいして損害賠償と謝罪を求めて民事裁判を提訴していたI君は十一日、徳永教授を獄中から刑事告訴した。
【解説】大学当局が警察権力と一体となって「学生の暴力事件」をでっち上げ、自治会の委員長・書記長を根こそぎ逮捕するという今回の事件は、レッドパージの大学版というべき歴史的暴挙だ。大経大・松谷理事会は昨年、自治会公認取り消し(十一月)に続いて、十二月末までに自治会室等を明渡せと学生側に要求してきた。しかし自治会側は自治会室強請封鎖停止の仮処分を地裁に申請。当局は「強制撤去はしない」旨を表明せざるを得なくなっていた。自治会破壊反対運動が学生・教職員の中に広がり、追い詰められた松谷理事会は、大経大自治会が進める改憲反対運動を弾圧することを狙っていた大阪府警に泣きつき、学生を警察権力に売り渡したのだ。小泉政権がブッシュ政権とともに、対中国の戦争準備を進め、それにふさわしく憲法を改悪しようとしている。こうした中で改憲に反対する自治会に凶暴な弾圧がしかけられたことは、ひとり大経大の問題ではなく、日本の一切の反戦運動にたいする弾圧といえる。早大でも、ビラまきを行なった男性がキャンパスで逮捕されるという事件が起こった。これらの事態は、「共謀罪」「テロ対策法」などの弾圧法の制定が策されているもとで、大学が警察と結託して反戦運動や自治活動を根こそぎ圧殺するものであり、ファッショ的大弾圧である。
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