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依存し合う中に何かをみいだすのが人
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投稿者 金十字架 日時 2006 年 3 月 21 日 01:55:15: mfAWtS4GF8MpY
 

(回答先: 極限状態が祈りを生む 投稿者 ワヤクチャ 日時 2006 年 3 月 19 日 20:09:23)

人だから仕方が無い という慰めの言葉もあるし
人だから神に祈る ということもいえる
祈りは真っ向へと 他を思う心から生まれる

救いとはなにか
それは他に己を思われる安らぎである
神はすべてを見ている 
神とは何か
己の中に輝くもの
人はそれといずれ一体となるべきもの

それに向かい真剣に
自分を棄て自分を問えば救いは必ずえられる

死を前に覚悟するものへは 救いや気休めなどはなにも働きはない
精神一到 なにごとかならざらんや

人には芯たるもの
柱が必要だ

人が死を満足して受け入れる事が出来るかどうかは
それが死を前にして現れるかどうかだ
極端にすぎれば柱は人の目には映らない
また自分にさえもその所在の確かさを指摘される迄わからないままだろう

矛盾とは ほどほどを生きよ という事を指すものだ
段階を進み 人は転生し 何かを一から学ぶだろう
そうしてバランスを採る

何かに頼るというのは
自分の口から発する言葉にもあてはまる
理論にも当てはまる

神にただ頼っても何も獲られないが
神を信じ「頼り頼らずもの」は神には助けられるものだ
それを誤っては調和で生まれた世界の全てに何の意味をも見出せない

道理と心のきってもきれない関係はまさにそれだ

バランスの取れた調和の存在としてあるのが神であり
そこには人の二元論的に生まれた悪魔など居ない

この世界のバランスを人の激情にまかせ狂わせば 人の世は奈落に落ちる
怒りのままに涙に明け暮れていて ものごとはバランスを保てない
他方を悪魔とののしるものは いついかなる時代のどうした立場の口によるものだったか
神に頼るなというのなら本にも他の知恵にも頼ってはいけない
私はできるだけそうしているが本は時に大胆な発見が在る
それはそのまま鵜呑みにする事には無いがヒントが多く隠されているものだ
それさえも偶然に起こるものはなく
意志と決意に比例するかのようにして偶然をカモフラージュして現れる
すべて諮られているものである

確かに人生とは自分自身で切り開くべきものだ
だがバランスというものを推し量るにはもっともっと他に出会い
自分を知り人を知ろうとし
怒りも覚え 怒りを棄てることを知り
喜びも覚え 喜びを分け与えようとし
過ぎずバランスを得 人を知り人を得
無償に喜びを持ち持たせられるように
自分を棄て試練をくぐらねばならない
試練とは怒らず愚痴らず
常に頭を軽くする知恵を通り
狭間で揺れ 振動し共鳴し
ただ感謝するのみ
マゾヒスティックになることではない
人としての柱を常に心に銘じれば良い 
時には叱り 時には包み 
幼子を演じ 過ぎた人を演じ
レメディとして得難きを与え
耐え忍ぶ姿を他人にも当てはめてみれば良い

どこかでしきりに聞いた事のあるような道理は一切出さずに
議論をすればいい
自分の中から生まれた言葉だけで議論ができればよい
でないものはすべて嘘くさくみえる

借り物ではない回答がえられれば満足出来る
それにこしたことはない

狂信的に過ごす人には それなりの生まれた課題が与えられている
彼らを救いたいと嘯くのであれば
それに気付くヒントだけをよくよく考えればいい
彼らを「救う」には神も神の救いも無いと教える事などとは
短絡過ぎてやないか

そうした者はそこだけではなく必ずあちこちに二股三股頼りすがりしているか 
もしこの現代に宗教的な団体が一切存在していなかったとしても
なんらかのボランティア施設に「救い」をもとめ
金銭的なトラブルを常に抱え込む生活をしていたことだろう

そうした潜在的な性格を治すのに宗教的も理性的言葉も無い
あるのは彼ら自身による気付きと学びなのだ

まだまだ我らには気付きと学び そしてなにかが必要だ

これは個人へのレスなどではない

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