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(回答先: Re:中国とイスラエルは軍事協力を行っている 投稿者 World Wathcer 日時 2007 年 1 月 22 日 01:01:15)
■米国の最新技術に照準か 中国がイスラエルに急接近
01/09 03:14
フランスの次期大統領候補、ロワイヤル元環境相(53)に続き、中東・イスラエルからオルメルト首相(61)が9日から3日間の日程で、中国を訪れる。世界の国々が思っているように、「13億人の中国」はイスラエルにとっても巨大な市場だ。そして中国は核保有国、イスラエルも核保有国とみられている。米国の軍事技術を、イスラエルを通じて中国が獲得しようとしているのではないか。世界最強の軍事大国、米国の心中も穏やかではない。
イスラエルは米国から手厚い軍事技術を供与されており、中国側の狙いはあくまで、この「米製」の技術の確保にあるとみられる。そのうえで胡錦濤国家主席、オルメルト首相の首脳会談で両国は経済・農業・貿易分野などで関係強化を図るとみられる。
両国は要人訪問などを通じ、ここ数年にわたってにわかに接近。2000年に江沢民(こう・たくみん)国家主席(当時)、05年には李肇星(り・ちょうせい)外相らがイスラエルを訪問。03年にはイスラエルのカツァブ大統領が訪中した。両国は1992年に国交樹立後、毎年2ケタずつ貿易額を伸ばしており、中国側の経済成長は、イスラエルにとってもないがしろにはできない。また、中国側はイスラエルの情報・生物化学など最先端技術の獲得にはずみをつけたい考えだ。
イスラエルは自国の軍需産業を維持するため中国を潜在的な巨大市場ととらえている。01年、高性能レーダー「ファルコン」を搭載した複数の早期警戒管制機の対中輸出を断念。05年には、中国に売却した無人攻撃機の改造をめぐり米国から非難された。
中国の新型戦闘機はイスラエルの戦闘機が基盤とされ、早期警戒管制機のレーダー技術もイスラエル製と酷似しているといわれる。軍事技術の対中供与には米国が神経をとがらせている。
中国側のもう一つの狙いは、国連安保理常任理事国として中東和平への貢献を国際社会にアピールすることにある。和平への仲介役を演ずることで、存在感を示そうとの構えだ。(北京 野口東秀)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/mideast/34257/
■中国の衛星破壊実験に思う
2007/01/21
中国の宇宙攻撃能力はどこを向いているか?
日本のメディアは19日に報道したが、中国が1月11日(中国標準時12日朝)自国の衛星破壊実験に成功したそうだ。
寿命が短い自国の気候探査衛星(FY-1C)を、アメリカのASAT(衛星攻撃兵器)システムと同類のミサイルによって破壊したという。日本政府の対応は、19日午前の塩崎官房長官の記者会見で、「すでに中国に『憂慮』を伝えたが、中国側からは『(中国は)宇宙空間の平和利用を一貫して行なっている』という回答を得ているという。
この破壊実験によって、中国はアメリカ、ロシア、イスラエルとEU諸国が合同して運営・実施している「偵察衛星」を破壊する能力を持ったことになり、宇宙空間の平和利用は危うい環境になった、と考えることができよう。
アメリカの航空専門誌“Aviation Week and Space Technology”は同誌電子版で、17日午後7時(米東部時間)、クレイグ・コヴァルト記者の記事としてこの実験結果を発表した。解説記事を22日同誌に掲載予定だと予告している。コヴァルト記者の記事は、多少混乱が見られて、整合性に掛ける記述も気になるところがあるので、解説記事を待つことにしたい。
ただし同誌によると、中国のこの実験が「キネティック弾頭」によって行なわれたという。この点が日本のメディアではあまり重要視されていない。ブッシュ政権内ではかなり重要性を認める発言があるようである。この衛星破壊実験が、アメリカを指向していると考えられるからであるし、またその危うさは、中国を除外して偵察衛星を共同開発・運営している諸国があり、それをアメリカが主導しているからだと思われる。
弾頭は「キネティック弾頭」のみで終わるか!?その理由は、アメリカが最も憂慮しているのが、この実験が、アメリカ海軍が開発して,今年真珠湾に実戦配備する予定であった「SM−3KW」に並ぶ技術を開発したと推定されることで、報道によればすでにアメリカの衛星軌道に「デブリス」を撒き散らして、衛星との通信が途絶えたと言われる。
今回の実験が、外交戦略に揺さぶりを掛ける中国の政治的攻勢のみで済むのだろうか。この辺にも北朝鮮の核実験に対する「6カ国協議」議長国である中国の姿勢を掣肘している、と言えなくもない。つまり、「キネティク弾頭」を「核弾頭」に換えるとすれば、「スターウォーズ」が現実のもになりかねない。
その意味で、FAS(米科学者連盟)のレナード・ワイス博士が要請してきた「宇宙兵器に変わる手段」を模索するべきだということも、ブッシュ政権が他に優越する全方向の戦術兵器を開発する姿勢を批判したことも、今に始まったことではない。
この推移は、注視するに足る。
http://www.janjan.jp/world/0701/0701208470/1.php