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(回答先: 日本人はツラン民族でないのですか? 投稿者 空也 日時 2006 年 11 月 15 日 06:52:36)
マレーシアやパレスチナのようなスカーフ圏では写真を取っても命までは取られない。カザフスタンやキルギスタンは人種的にも雰囲気もほとんど日本と一緒だろう。トルコも一部の山岳地帯では名誉の殺人が行なわれている地域があるようだが、大半はギリシャやブルガリア、イタリア、スペイン、アメリカ西海岸と人や都市の雰囲気は変わらない。スカーフ圏は外国人への警戒感が少なく、ベール圏より人の雰囲気や態度が解放的である。
問題はベールで顔を覆っている地域である。この地域は顔が見えるスカーフをかぶっている地域に比べて格段に戒律が厳しく女性が街を歩く姿が見えない事が多い。だから、勝手に写真を撮ると、自分の妻を誘惑したと思われて殺害される可能性もある。基本的にベールで顔を覆っている地域はよそ者は来れない、とまではいかずともあまり歓迎されないと思った方が良い。こういう地域は山岳部、貧しい内陸部の事が多い。平野部、豊かな沿岸部はスカーフの方が多い。クウェートとサウジアラビアでも戒律は段違いに違うらしい。世俗主義のトルコから宗教警察が至る所にいるイランに入る時には、トルコの事は忘れて全く別の国に入ると考えるべきだ。
パキスタンやカシミール、アフガニスタンの基準で言えば、レバノンやパレスチナにイスラム原理主義組織などあるようには思われない。異教徒や外国マスコミ、外国人、共産主義者にあまりにオープンだからだ。パキスタンやアフガニスタンのイスラム原理主義組織にレバノンのようにクリスチャンが入ることはあり得ないだろう。タリバンやムジャヒディン、カシミールゲリラと国際共産主義者との共闘も絶対あり得ない。トルコ圏や世俗アラブ圏はカシミール人やパキスタン人から見て、宗教的に結構いい加減な奴等に思われているように思う。逆にパキスタンの原理主義がパレスチナ・レバノン程度なら今頃インドと一緒になっているはずだ。カシミール紛争も終わっているだろう。
イスラム教徒の中にもインド家族派とイスラム国家樹立派、インド映画ファンとインド映画拒絶派には目指すべき最終的な方向性に大きな違いがあると思う。