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取り引き相手のナチを救ったシオニスト(偽イスラエル政治神話)
http://www.asyura2.com/0601/holocaust3/msg/444.html
投稿者 木村愛二 日時 2006 年 9 月 12 日 22:30:06: CjMHiEP28ibKM
 

(回答先: ナチスとシオニストの興味深い関係について若干の考察 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 9 月 12 日 21:04:17)

取り引き相手のナチを救ったシオニスト(『偽イスラエル政治神話』)

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http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise-11.html

第2章:二〇世紀の諸神話
第1節:シオニストによる反ナチズム運動の神話
[中略]
[取り引き相手のナチを救ったシオニスト]

 ハレヴィ判事は、アイヒマン裁判の際に、カストナーが、彼の取り引き相手だったナチを救うために裁判の邪魔をしたと指摘した。ニュルンベルグ裁判でのカストナーの証言によって、ヒムラーの手先で騎兵将校のクルト・ベッヒャーが処罰を免れていたのである。

 判事は明言する。《カストナーの証言には真実がなく、誠実さが見られない。……カストナーは法廷での証言で、ベッヒャーのために裁判の邪魔に入ったことを否定した際、意識的に偽証をしている。その他にも、彼は、重大な事実を隠していた。ベッヒャーのための彼の出廷手続きは、ユダヤ機関および世界ユダヤ人評議会の要請によるものだった。……カストナーを出廷させる推薦状が、彼自身によるものではなくて、やはり、ユダヤ人機関および世界ユダヤ人評議会によるものだったことは、明白である。……だから、同盟国は、ベッヒャーを釈放したのである》

 アイヒマン裁判の終了後、イスラエルの世論は沸騰した。日刊紙の『ハアーレツ』の一九五五年七月一四日号では、モシェ・ケレン博士が、《カストナーは、ナチとの協力に関して告発されるべきだ。……》と書いた。だが、夕刊紙の『イディオット・アハロノート』(55・6・23)では、それが不可能だという事情を、つぎのように説明していた。

《もしもカストナーが裁判に掛けられたなら、その審議の場で暴露される事実によって、統治機構全体が国民の目の前で崩壊する危機を招くだろう》

 暴露されると危険を招く事実とは、カストナーの行動が彼の独断によるものではなくて、まさしくその審議が行われていた時期に閣僚の椅子を占めていた別のシオニストの指導者との、同意の下に行われたという経過であった。カストナーの発言と醜聞の破裂を避ける唯一の場面転換は、カストナーが姿を消すことだった。彼は実際に都合良く、裁判所の階段の上で暗殺されて死に、その後、政府が最高裁に、彼の名誉回復の請求を行った。この請求は認められた。
 [後略]
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