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(回答先: ネット監視 人海戦術で２４時間年中無休 （媒体マンの独り言） 投稿者 らくだ 日時 2006 年 8 月 08 日 10:49:15)
http://www.be.asahi.com/be_s/20060806/20060713TSUN0006A.html
消費者とのコミュニケーション手段に、企業が採用するようになったネット掲示板やブログ。盛んになる一方で、利用者の中には誹謗中傷（ひぼうちゅうしょう）を書き込んだり有害サイトへ誘導したりするやからもいる。放置すればイメージダウンになる。そこで企業に代わって悪質な書き込みを監視するビジネスが活気づいている。
急成長を続けるのが、ピットクルー（本社・東京）だ。
ネットへの書き込みは昼夜の区別がない。監視する側も、年中無休の２４時間態勢。札幌市や名古屋市など国内４カ所で約３６０人が交代で目を光らせ、契約に従って直接削除したり、通報したりする。
「出会い系の書き込みは隠し文字や斜め文字など手口も巧妙で、文脈から判断することが欠かせない。機械は白か黒かしか判別できない。灰色ゾーンを判断できるのは人間だけ」と松本公三社長は「ひと」を使う理由を説明する。
当然、監視員のモラルも求められる。同社の作業室では監視カメラが回り、携帯電話などの私物の持ち込みも厳禁だ。
００年の設立当初は注目を集めなかったが、３年前ごろから依頼が急増。依頼する企業はインターネット販売や食品、自動車、芸能関係など多岐にわたる。
顧客の広がりとともに業績も急成長。０３年９月期に取引先２２社、売上高１億７８００万円になり、２年後にはそれぞれ３倍以上に成長。今年９月期は８５社、１２億円を見込む。
ＮＴＴデータとベルシステム２４、カレンによる３社共同のビジネスブログサービス「ブログネクスト」は昨年１０月に始まった。やはり、契約に基づいて、削除や通報を行う。
有人監視を担うのがベルシステム２４。コールセンター事業をしていることから、登録契約社員２万４０００人を抱えているのが強みだ。現在は、約１０社と契約しており、依頼が増えればこの契約社員を監視事業に振り向ける。
イー・ガーディアンは、前身である携帯電話のコンテンツ開発会社時代に自社サイトへの悪意ある書き込みに悩まされたのが参入への出発点だ。契約は現在１５社。今年４月には、本社を大阪市から、依頼企業が集中する東京へと移した。
同社は不適切なキーワードを検出するシステムを使って、２４時間休みなく監視している。有人監視を支援するプログラム開発に力を入れており、将来は有人なみの感覚や判断を兼ね備えたシステムによる無人化をめざすという。
（宮崎健）
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