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(回答先: 新聞特殊指定:公取委の裁量に歯止め>番犬に成り下がった新聞 投稿者 猫又 日時 2006 年 6 月 01 日 07:46:16)
■ 新聞特殊指定廃止を見合わせ 公正取引委員会
地域や読者によって異なる定価をつけたり、値引きしたりすることを禁じる新聞の「特殊指定」の見直し問題で、公正取引委員会は31日、廃止を当面見合わせる方針を与党に伝えた。近く正式に表明する。
公取委はこの日、与党に提出した声明で「新聞業界と議論を繰り返してきたが、かみ合っておらず、これ以上続けても進展は望めない。各政党も新聞特殊指定を存続させるべきとの議論がなされている」と説明。「今回の見直しでは結論を出すことを見合わせることとした」と、指定の維持を表明した。
特殊指定は独禁法にもとづいて公取委が告示で指定する。現在、教科書など4分野が対象になっている。新聞の場合、新聞社や販売所が地域や読者によって異なる定価をつけたり、値引きしたりすることを禁じている。
公取委は昨年11月、制定から長い期間がたっている新聞を含む5分野の見直しを表明。今年6月をメドとしていた。
asahi.com 2006年05月31日22時57分
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新聞社はこれで安心と祝杯をあげたことでしょう。
再販と宅配維持にしがみついている限りは、新聞は政府の番犬としての仕事から遁れることはできない。逆らうと、すぐに見直しの脅しがかかるわけですからね。
マスメディアに権力の監視をするジャーナリズムとしての自覚を促すには、読者が現在の新聞にNO!を突きつけること。読者離れが進めば、新聞社もその原因を自覚するのじゃないだろうか。
そのとき再販の特殊指定という規制から離脱して、新たな経営努力をするところが読者の信頼を得ることができるはず。