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(回答先: 週刊金曜日の実態 投稿者 コマ落としの銀次 日時 2006 年 5 月 23 日 18:22:10)
総会屋と違うのか(佐高 信)
朝日新聞社社長の箱島信一に、同社は言論を売っているという自覚があるのだろうか。問題企業の武富士から5000万円を受け取り、広告とも何とも銘打っていなかったという問題だが、つまりは口止め料を受け取ってしまったということである。これでは同社は総会屋になりさがったといわれても反論できないだろう。
武富士に批判的な記事を書いて脅迫され、盗聴までされたフリージャーナリストの山岡俊介など、この発覚をどう見ているか。おそらく、改めて驚いてはいないのではないか。やっぱりと思っているに違いない。
かつて、『日経ビジネス』は2002年8月26日号で、武富士の会長(当時)、武井保雄を「もう1人の渋沢栄一」と持ち上げた。この日本経済新聞社には鶴田卓彦がワンマンとして君臨していたが、同じように朝日も箱島にものが言えない体質になっているのか。
社長には決定的な時に責任を取る以外ほとんどやるべきことはないのである。箱島は今度のことが「決定的」なことではないと思っているのかもしれないが、それは自らが言論人ではないことを告白しているようなものだろう。
すでにずいぶん前から、強盗まがいの取り立てを含めて武富士商法は問題となっていた。その会社から“協賛金”めいたものを受け取るということは武富士と共犯になるということである。サンゴを傷つけた事件よりもっと本質に関わる重大事だろう。それについて、社内から箱島の責任を問う声が起こらないのも悲しい。
武富士では毎朝、社員が出勤すると、
「会長おはようございます! 本日も1日よろしくお願いします」
と武井の写真に向かって大声であいさつする光景が見られた。退社時にも同じように頭を下げるのだが、今度の1件で責任を取らず、頬かむりしてやり過ごそうとしている箱島をそのままにしておくことは、精神的には武富士の社員と朝日の社員は同じだといわなければならない。
皮肉を言えば、受け取っても、武井の逮捕による“解禁”前にどんどん批判的な記事を書けばよかったのである。広告料を受け取っても書くのが記者であり、受け取ったら批判はしないのが総会屋だと思うが、違うかどうか、箱島と同社の記者たちに改めて尋ねたい。
http://www.kinyobi.co.jp/pages/vol558/fusokukei
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週刊金曜日 第559号 2005年06月03日
ヤミ金サラ金特集 第10弾
P8.10.朝日新聞が武富士に屈した日 /弱みに付け入る武富士商法(三宅勝久)
http://www.kinyobi.co.jp/KTools/mokuji_pt?v=vol559
《本文省略》
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【コメント】
「朝日が武富士から金をもらっていたことを批判しなかった」「朝日タブーがある」との主張が事実に反する虚偽であることは、上記「週刊金曜日」の記事が示している。根拠の無い主張に同意する者はいないだろう。
明らかになったのは、「週刊金曜日」を読まずに批判しているコマ落としの銀次氏をはじめとした「週刊金曜日」批判者たちの“正体”ではなかろうか。