★阿修羅♪ > 国家破産47 > 615.html
 ★阿修羅♪
「灰色撤廃」に危機感 貸金業界 市場収縮なお警戒 【朝日新聞】
http://www.asyura2.com/0601/hasan47/msg/615.html
投稿者 愚民党 日時 2006 年 9 月 06 日 12:46:19: ogcGl0q1DMbpk
 

(回答先: 貸金業金利、一部アップ 法改正案で区分変更 【朝日新聞】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 9 月 06 日 12:43:19)

【経済面】2006年09月06日(水曜日)付

「灰色撤廃」に危機感 貸金業界 市場収縮なお警戒

 貸金業規制法の改正案は、当初案に比べると業界保護の色合いが強まったとはいえ、消費者金融業界は大幅な規制強化と受け止めている。なかでも、利息制限法の上限金利(15〜20%)を超す灰色金利が撤廃されると、融資先が狭まるのは必至で、業界は「経営基盤に直撃を受ける」と危機感が強い。各社は今後、優良顧客の囲い込みを進める一方、リスクの高い客に新規貸し付けを控える姿勢が強まりそうだ。

 「自民党が規制強化を決めるなんて、おかしい」。8月上旬、自民党の衆院議員を訪ねた大手消費者金融の幹部は、こうこぼしたという。

 灰色金利が撤廃されると、業界は「上限金利の引き下げで融資できない層が増え、市場が収縮する」と警戒する。撤廃まで3年の経過措置が設けられたが、大手幹部は「短期間で事業再編とコスト構造を見直すのはつらい」と漏らす。

 改正案には業界に配慮して、撤廃後も少額・短期のローンに高金利を認める特例措置が盛り込まれた。だが、業界では、特例を使う借り手は比較的リスクの高い層になり、活用範囲は限られるとみている。大手幹部は「借入期間が短いため、毎月の返済額が5万〜6万円になる。低所得者層で、それだけ負担できる人がどれだけいるのか」と懐疑的だ。

 しかも特例を使うには、借り手一人ひとりの借り入れ状況を把握する必要がある。だが、顧客情報を持つ信用情報機関は銀行、信販、貸金の業態ごとに三つに分かれるうえ、全業者が加入しているわけではない。業者の間では「信用情報機関を一本化することができるのか」と疑問が出ている。

 大手各社は今後、経営効率化に向けて店舗の無人化を一段と進める構えだが、不動産担保ローンや事業者向けローンに注力する業者は「有人店舗は簡単に減らせない」(アイフル)という事情もある。

 このほか経営基盤の弱い中小業者の一部は、退場を迫られそうだ。

http://www.asahi.com/paper/business.html

 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ HOME > 国家破産47掲示板


  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。