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(回答先: 日興コーデ問題衆院で追及「インサイダーにあたる」 [夕刊フジ] 投稿者 white 日時 2006 年 4 月 25 日 17:54:01)
□日興コーデ、好決算発表も決算問題追及にアタフタ [夕刊フジ]
http://news.www.infoseek.co.jp/fuji/story.html?q=28fuji320060428011&cat=7
日興コーデ、好決算発表も決算問題追及にアタフタ (夕刊フジ)
日興コーディアルグループは27日、平成18年3月期決算を発表した。純利益がバブル崩壊後で最高の963億円を達成するという景気のいい内容だったが、注目を集めたのはやはり、日興グループの特別目的会社(SPC)の連結外し問題だった。日興は席上、同期決算から「特別目的会社10社を連結対象にした」と発表。連結外しが「粉飾ではないか」と国会で追及された矢先の“心変わり”だけに、報道陣の関心も高かったようだ。
東京証券取引所で27日午後3時半過ぎから開かれた日興コーディアルグループの決算発表。日興はまず、「投資事業で活用しているSPC10社を前期(18年3月期)から連結対象に含めた」と前置きしてから、本題の説明に入った。
日興グループをめぐっては、孫会社にあたるSPCの「NPIホールディングス」(NPIH)が17年1月、コールセンター大手のベルシステム24を完全子会社化。この買収に伴い、NPIHとベル社に将来償却を迫られる計約1400億円の費用(のれん代)が発生したが、同グループは両社を連結から外した。
その一方で、NPIHは親会社にあたる日興プリンシパル・インベストメンツとの間で、ベル社株を使ったデリバティブ(金融派生商品)契約を結んだ。日興プリンシパルはこの契約で約140億円の利益を得て、これが日興グループの17年3月期決算に計上された。損失部分を連結から外して、利益を連結させる処理が、国会などで追及されることになった。
日興グループはこうした処理を「問題なし」としてきただけに、突然、前期から連結したことに最大の関心が向けられた。
27日の決算発表では好決算が見向きもされず、「なぜ前期から連結にしたのか」といった質問が集まった。
日興は連結した経緯について、「特別目的会社(の連結、非連結)については、会計上、さまざまな議論がある。状況の変化を考え、連結にした」と回答。
これを踏まえ、連結から外していた17年3月期に特別目的会社をもし連結にしていた場合、赤字になるなどの影響はなかったのかとの質問が飛ぶと、「計算していないからコメントを差し控える」とシャットアウト。再度、同様の質問が向けられると、「赤字には…ならないと思う」と言葉に窮し、「お答えできない」を繰り返した。
今年に入り、衆参両院で民主党の議員が日興グループの連結外し問題を追及。4月25日には、公認会計士でもある同党の鷲尾英一郎委員が衆院財務金融委員会で、「日興の会計処理は粉飾ではないのか」と述べるなど、国会でも大きく取り上げられている。
国会での追及の声が、連結に向かわせたのではという質問に対しては、「関係していない」。その後、極めて理解しづらい会計上の専門用語を駆使し、記者団をけむに巻いた。
この日の日興側には緊迫感がありあり。会見終了後も、質問した記者が会場から去るのを止め、名刺交換を求めるなどしていた。
[ 2006年4月28日12時32分 ]