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□日興コーデ問題衆院で追及「インサイダーにあたる」 [夕刊フジ]
http://news.www.infoseek.co.jp/fuji/story.html?q=25fuji320060425020&cat=7
日興コーデ問題衆院で追及「インサイダーにあたる」 (夕刊フジ)
日興コーディアルグループが平成17年3月期決算で、買収企業などののれん代約1400億円を連結対象から外していた問題が、25日の衆院財務金融委員会で取り上げられた。
公認会計士でもある民主党の鷲尾英一郎委員は単刀直入に、「日興の会計処理は粉飾ではないのか」とただした。これに対し、与謝野馨金融担当相は「鷲尾議員の(疑惑追及の)熱意は証券取引等監視委員会の耳に入るだろう」と答えた。
また、同党の三谷光男委員は、日興コーディアルグループの子会社と孫会社がデリバティブ(金融派生商品)の契約を結び、その利益を同年3月期連結決算に計上したことについて、「グループ内でのこうした取引はインサイダー取引にあたるのでは」と追及。
与謝野氏は「証取委は厳正な組織で、明らかな(法令違反の)事実があるならそれを吟味するだろう」と答えた。
三谷氏はさらに「(法経違反なのかどうか)日興問題の答えは出ているのか」と迫ったが、与謝野氏は「(参院財政金融委で厳正に調査すると)答えた以上に申し上げることはない」とした。
日興グループの決算をめぐっては、同党の峰崎直樹参議員が3月の参院財政金融委で、「ライブドアのM&Aの構造と似ている」とただし、与謝野氏が厳しく調査する考えを示した。
日興コーディアルグループの孫会社「NPIホールディングス」(NPIH)は平成17年1月、コールセンター大手のベルシステム24を完全子会社化。この買収に伴い、NPIHとベル社に将来償却を迫られる計約1400億円の費用(のれん代)が発生したが、同グループは両社を連結対象から外した。
一方、NPIHはベル社株を使ったデリバティブ契約を親会社にあたる日興プリンシパル・インベストメンツと結び、同社はこの取引で約140億円の利益を得た。この利益は連結決算に反映。利益を連結させ、費用部分を連結から外す処理方法が問題視された。
[ 2006年4月25日16時37分 ]