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(回答先: 日本人の品性はいろいろな面で非常に上品で、世界の常識とはまるで違うくらいに高級だ。(日下公人) 投稿者 TORA 日時 2006 年 3 月 17 日 13:18:09)
。かわいそうというしかない。
事実を事実として見られない人が多いがこの方はその典型といってもいい。
目の前に真実が転がっていてもそれがわからない。
そういうケースは多いが、ここまで脚色できる発想力に評価をおきたい。
真実はひとつしかないのである。
>アメリカにはブランド品と呼べるものが無い。
>アメリカのやり方を日本に取り入れて
>人件費は低くなるがサービスの品質は低下する
貴殿自体の見識を疑うことも重要ですよ。
http://mithiyuki.seesaa.net/article/5876619.html
NHK番組「零戦ニ欠陥アリ」を見た。
山本七平氏の『日本は何故負けたのか』と同じ問題が指摘されていた。それが零戦の1号機と2号機の時に既に現れている、という柳田邦男氏という指摘は、設計者の曽根嘉年氏の資料に基づいていたので非常に説得力があった。以下番組表抜粋
ETV特集 名機ゼロ戦の隠された弱点とは?▽公開された設計メモ▽ガダルカナルの明暗を分けた新型機投入▽戦闘機設計者の苦闘と見果てぬ夢
「ゼロ戦ニ欠陥アリ」
ETV特集◇日本海軍最強の戦闘機とされていた零式艦上戦闘機(ゼロ戦)。三菱重工の元設計副主任、曽根嘉年さんの遺品の中に、ゼロ戦の実像に迫る機密資料が残されていた。新たに発見されたその資料を、航空力学の専門家で東大教授の鈴木真二氏と作家の柳田邦男氏が読み解く。機密資料は焼却命令に反して曽根さんが残していたもので、そこには防御力の欠如や急降下能力の不足などゼロ戦の隠された欠陥が指摘されていた。ゼロ戦技術者たちが特に問題にしたのは、ゼロ戦21型を改良した後継機32型。32型は燃料タンクの容量が旧型より少なく、航続距離が1千キロも短くなっていた。その事実からは、前線から欠陥機とする報告を受けながら有効な対策を講じず、戦局を甘く見積もっていた海軍の組織的問題が見え隠れする。
最後の柳田氏の言葉が印象的だった。「日本文化の欠点として、失敗を修正できない事がある。大失敗をしても誇大妄想で原因や責任追及が出来ず、失敗の再生産を繰り返していく。」という言葉。思い浮かんだのはダイエーの倒産と、河合隼雄氏の『母性社会日本の病理』の中の「永遠の少年」というフレーズ。少年なので責任など取れないし、失敗を失敗として捉えられないのだろう。それが幾ら数万人、数十万人の命を奪うとしてもだ。バーアシー海峡の話を思い出す。そしてこれは現代の日本文化の最も著しい欠点ではあるが、私の観点からすると日本人の死生観に原因があるのではないか、と思う。死ぬ事に対してそれ程、生との違和感、違和点を見出していないからではないだろうか。死んでもあの世に行って、でも、年に4回も戻ってくる。死と生が連続して垣根が低いからこそ、人の命よりも妄想思想の方や権力の方に重点を置いてしまうのではないか。ただの推測に過ぎないのだが、あるいはただ心の中で連続しているだけで因果関係などないのかもしれないが、そんな風に感じだ。
まあ、個人的な生き方からすれば、組織としては日本社会の組織ほど信頼しない集団はないってことだ。集団とは距離をとって置きたい、特に日本社会のは。そうして学業を終わってきたし、今後もそうしていきたいと思っている。改めて再確認した。