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(回答先: 金利が変える生活設計 5年ぶり立ち戻る「常識」 【産経新聞】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 3 月 10 日 10:01:40)
政府 批判と容認交錯 竹中氏「説明責任果たさず」
日銀が量的緩和策を解除したことについて、政府・与党からは解除を容認する声と不満を漏らす声が交錯した。谷垣禎一財務相らが日銀が政府側の主張を受け入れる形で、ゼロ金利の継続などを打ち出したことを評価する一方で、竹中平蔵総務相は「日銀は説明責任を十分に果たしていない」と批判した。
九日の解除後記者会見した与謝野馨金融・経済財政担当相は「世界の市場、金融関係者からも高い評価を受けると確信している」と評価。解除に慎重姿勢を示していた谷垣財務相も「市場に対する配慮も示されており、私どもと認識は共有されている」と容認に転じた。
政府関係者によると、安倍晋三官房長官、谷垣財務相、与謝野担当相の三閣僚は三日に解除に慎重姿勢でいくことで一致し、小泉純一郎首相に報告。会見などで慎重姿勢を発信することを通じて、解除に伴う条件を引き出すことを狙ったという。
それが今回、日銀が提示したゼロ金利の継続や長期国債買い入れ額の現状維持、消費者物価上昇率の目標だった。
これに対し、量的緩和策解除に不満を表明したのはインフレ目標導入論者である竹中総務相だ。「物価についての時期と目標をしっかりと示すのが説明責任として一番わかりすいと思うが、物価目標を示したとはいえず大変残念な結果だ」と指摘し、目標達成により重い責任を課すインフレ目標の導入を求めた。
竹中総務相のような「批判派」は少数だが、「容認派」も今後の金融政策運営には注文をつけている。谷垣財務相は「緩やかなデフレが続いている」と指摘。与謝野担当相も「ゼロ金利政策解除の議論は時期尚早」と日銀の動きを牽制(けんせい)している。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/10kei003.htm