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(回答先: 崩れ始めた株式相場と外人売り 【Nevada経済速報2月14日】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 2 月 14 日 13:19:55)
新興市場で雪崩現象、ライブドア・ショック第2波か-質への逃避が加速 (ブルームバーグ)
2006年2月14日(火)12時05分
2月14日(ブルームバーグ):午前の日本株市場では、東証マザーズな
ど新興3市場で雪崩現象的な下げが見られた。東証マザーズは続落して始まり、
昨年10月以来の1800ポイント割れとなった後、やや下げ渋る場面があったも
のの、再び、崩れた。新興市場ではライブドア・ショックの第2波が押し寄せ
てきた、との警戒感が強まっている。
東証マザーズ指数は一時、9%以上も下げ、到達した1650ポイント台は
2004年12月以来の安値水準になる。また、ジャスダック指数も一時5%以上
下げ、2日の下落率は10%超となった。ライブドア事件の発覚で下落傾向が強
まった1月17日、18日の両日にも2日間で14%近く下げている。
「2回目の揺れは1回目より傷口が大きい」
新興市場にとどまらず、流動性や経営規模の大きさという観点から中小型
株にも売り圧力が強まっている。
TOPIXの下落率が1.1%程度となっているのに対し、東証2部指数は
4%超の下落。TOPIX採用銘柄を時価総額、流動性別に示したニューイン
デックスシリーズでも、上位30銘柄で構成されるTOPIXコア30指数は
0.5%安と下げは小幅。これに対し、中小型株の値動きを示すスモール指数は
2.5%安、ミッド400指数は1.6%安と、市場全体の下げよりも大きい。
日興コーディアル証券国際投資分析部の橘田憲和ストラテジストは、新興
市場の急落について、「ライブドア・ショックはいったん収束したが、その副
作用が影響している。ライブドアの上場廃止の可能性や、ライブドアと同じ監
査法人だった企業は新興市場に多く、3月期決算の手が回らないとの報道が伝
えられている。2回目の揺さぶりは、1回目より傷口が大きい」と受け止めて
いる。
信用評価損益率が悪化、追証発生で現金化売り懸念
インターネット証券大手の松井証券がまとめたところによると、13日現在
の同社経由の信用取引で買っている向きの評価損益率はマイナス8.6%。前週
末10日時点ではマイナス3.3%で、昨日の下げで大きく投資家が損失を被った
状況がうかがえる。
ライブドア・ショックで日経平均が3日続落した1月18日時点でもマイ
ナス7.3%だったため、現在の方が含み損は拡大しているようだ。追加証拠金
(追い証)の差し入れ義務の発生に伴い、その他の既存保有銘柄に対する現金
化売りなどが警戒される。
日興コーデ証の橘田氏は「小型株で、信用買い残の多いところは厳しい。
『質への逃避』が続き、業績がしっかりしている大型株に資金が流れやすい」
と話していた。
この日のTOPIXスモール指数の下落寄与度1位は住友不動産販売。1
月上旬に4万6000株まで増えた信用買い残は、株価が年初の7000円割れ水準
から前週9日の高値8920円まで上昇する過程で1万株台にまで漸減。
一方、下落寄与度3位の三井海洋開発の信用買い残は、直近最低水準の1
月19日の18万株から2月7日には29万株まで増えていたが、13日終了時点
では23万株にまで減っている。この間の株価は、ほぼ3500円近辺でもみ合っ
た。
利益の出ている銘柄や、株価がこう着している銘柄に、信用買い方が持ち
高整理の動きを急いでいる。
記事についての記者への問い合わせ先:
東京 院去 信太郎 Shintaro Inkyo sinkyo@bloomberg.net
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext.html?id=14bloomberg11ayNl.UNBTE_w