★阿修羅♪ > 国家破産45 > 195.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 訃報記事ですが有名な経済学者なのでここに ⇒ 経済学者の都留重人氏が死去・第1回「経済白書」執筆(NIKKEI NET) 投稿者 gataro 日時 2006 年 2 月 07 日 20:13:59)
http://www.sankei.co.jp/news/060207/sha070.htm
第1回「経済白書」を執筆した理論経済学者で、元一橋大学長の都留重人(つる・しげと)氏が5日午前1時42分、呼吸不全のため東京都港区の病院で死去した。93歳。東京都出身。自宅は公表していない。葬儀・告別式は近親者で済ませた。3月6日正午から千代田区一ツ橋2ノ1ノ1、如水会館で「しのぶ会」が行われる。喪主は妻、正子(まさこ)さん。
米ハーバード大で博士号を取り、同大の助手、講師を務めた後、太平洋戦争の開戦に伴い1942年に交換船で帰国。戦後、片山内閣の下で経済白書を執筆した。48年から東京商科大(現・一橋大)で教壇に立ち、72年から75年まで学長。その後、明治学院大教授を務めた。経済活動の具体的分析を重点にした研究が国際的にも高い評価を受けた。
46年、戦後の言論に大きな足跡を残した雑誌「思想の科学」を鶴見俊輔氏や丸山真男氏らと創刊した。「リベラルな社会主義」との立場から一貫して日本の成長至上主義を批判。公害問題に深くかかわり、学者らでつくる「日本環境会議」の代表委員を務めたほか、教育問題でも積極的に発言した。
90年に日本学士院会員に選ばれた。「公害の政治経済学」「日本経済の転機」など多数の著書がある。
(共同)