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http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060207NTE2INK0707022006.html
戦後日本の代表的な経済学者で、第1回「経済白書」の執筆者として知られる元一橋大学学長、都留重人(つる・しげと)氏が5日午前1時42分、呼吸不全のため東京都内の病院で死去した。93歳だった。しのぶ会は3月6日正午から東京都千代田区一ツ橋2ノ1ノ1の如水会館で。喪主は妻、正子さん。
東京都出身。1929年、旧制八高(現名古屋大学教養学部)に入学。31年に渡米し33年ハーバード大に入学。20世紀を代表する経済学者シュンペーターに学び、サミュエルソン、ガルブレイス、ソローら後の第1級の経済学者とも交流を深めた。
帰国後の47年には片山内閣の下で経済安定本部(現内閣府)に入り、「経済実相報告書」(後の経済白書)を執筆。「国も赤字、企業も赤字、家計も赤字」と平易な文章で終戦直後の経済情勢を分析した。
48年に東京商科大(現一橋大)教授に就任。72から学長をつとめ75年に退官。その後、日本人初の国際経済学連合会長などを務めた。90年から日本学士院会員。 (19:20)