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(回答先: 堀江社長ら逮捕 ライブドア機能マヒ グループ空中分解も [読売新聞］ 投稿者 white 日時 2006 年 1 月 24 日 17:11:02)
動揺広がる関連企業 提携見直し・経営刷新 ライブドア事件
事件に対して謝罪するライブドアの新トップら＝２４日午後８時５１分、東京都内のホテルで
堀江貴文前社長ら経営の中枢を握るメンバーが証券取引法違反容疑で逮捕され、屋台骨を失った形のライブドアグループ。一夜明けた２４日、関連企業は提携見直しや経営体制の刷新などの対応に忙殺された。ネット企業の株価はやや落ち着きを取り戻しているものの、捜査の進展次第では新たな「ショック」に見舞われる可能性もあり、動揺は収まらない。
ライブドアグループと昨年１２月に資本・事業提携を結んだマンション分譲のダイナシティは２４日、事業提携を見送る方針を固めた。不動産証券化などで協力できるとみていたが、堀江前社長らの逮捕で「マイナスイメージが広まった」（広報担当者）としている。
ダイナシティは、すでにライブドア幹部６人を迎える新役員人事を取り消している。買収された側ということもあって、資本提携の解消については未定だが、事業協力は早くも見切った形だ。
「現時点で（ライブドアの捜査）は容疑の段階。事態の進展を引き続き注視している」。ライブドアと共同出資でネット銀行設立を計画していた西京銀行（山口県周南市）の大橋光博頭取は２４日、硬い表情で記者会見に臨んだ。
金融庁はライブドアに強制捜査が入った翌１７日、「進展を見守る必要がある」と西京銀に通告してきた。ネット銀の開業は厳しい状況に追い込まれている。
グループの核企業であるライブドアマーケティングでも混乱は続く。取締役は、社長でライブドア取締役の岡本文人氏、ライブドアの堀江前社長、宮内亮治前取締役を含む６人。３人が逮捕されたのはライブドアと同じ状況で、２４日の取締役会で堀江、宮内両氏の辞任を受理し、穂谷野智取締役が社長に就任した。
東京電力は、ライブドアのポータルサイトへの広告出稿を停止した。今月２９日までの契約だったが「逮捕による諸般の影響を考慮した」という。
「今日は、さすがに言葉を失った……」。堀江前社長と親交があるサイバーエージェントの藤田晋社長は２４日、ブログに「逮捕」のショックをつづった。ただ、「同じく若い経営者のＩＴ企業として、株式市場などに懸念されている点には反論したい」と距離を置くのも忘れなかった。
２４日の主要ＩＴ企業の株価は軒並み値を上げ、関係者を一安心させたが、「投資家は『ライブドアと同じような企業はもうない』という確信までは抱けていない」（業界アナリスト）との見方もある。
新光証券の瀬川剛エクイティストラテジストは「今回の摘発は脱法ぎりぎりで成長を追い求めた経営者を律し、昨夏以降の狂乱的な株式投資ブームを正気にさせる役割を果たした」と分析する。
http://www.asahi.com/paper/business.html
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。