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(回答先: ライブドア事件 2006年01月21日 【共同通信】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 1 月 21 日 16:47:26)
ライブドアグループに動揺広がる 各社社長人事に混乱も
2006年01月21日03時15分
経営幹部の事情聴取が始まるなど証券取引法違反容疑の捜索が進むなか、ライブドアグループの経営に動揺が走っている。20日には新たにグループ入りした各社で、ライブドア側から役員の受け入れなどを見直す企業が相次いだ。波紋の広がりは止まらない。
「新任役員はなぜ来ないのか」。20日午前、高松市にあるカタログ通販大手のセシール本社で開かれた臨時株主総会は、異様な雰囲気に包まれた。
この日の株主総会では、昨年11月にライブドアグループ入りしたことを受け、新役員9人を選ぶ予定になっていた。しかし事件が発覚し、社長に内定していた岡本文人・ライブドア取締役は当日に社長就任を辞退。ライブドアから招く6役員は総会を全員欠席した。
結局ライブドアグループから佐谷聡太氏が社長に就くことになったが、ある社員(50)は「当初はライブドアに期待もあったが、今は社内に不安が広がっている」と話す。
ライブドアが筆頭株主のマンション分譲大手ダイナシティは20日、宮内亮治・ライブドア取締役を新社長に迎える役員人事の内定を取り消した。東京地検の捜査の行方を見極める必要があると判断した。堀江貴文氏らほかのライブドア幹部5人の社外取締役就任も取りやめ、副社長に退く予定だった中山豊社長が当面続投する。
データセンター運営のメディアエクスチェンジは、ライブドアの公衆無線LAN事業など、グループのネットワーク事業を集約する計画を進めていたが「その計画は中断」(同社)。19日にはライブドアから役員を受け入れる臨時株主総会の中止を決めた。
ライブドア本体にも衝撃が走る。財務担当で、堀江貴文社長と並ぶ経営の2本柱の一人、宮内亮治取締役らの事情聴取が始まった。宮内氏は役員を辞任する方針を固めたとみられ、ある社員は「当面、グループ戦略が停滞するのは避けられない」と話す。
ライブドアが強制捜査を受けた翌日の17日、ライブドアグループ株を信用取引の担保から外し、「相場の急落を招いた」と批判を受けているインターネット専業大手のマネックス証券の松本大社長は20日、東京証券取引所で決算発表に臨んだ。「ストップ安が続く恐れがあるので、早めに決定した」。理由をこう説明した。
松本社長はさらに「何らかの影響を(市場に)与えたことはあり得る。今後業界で相談しながら、ある程度の(開示の)ガイドラインを説明した方がいいと考えている」と述べた。
http://www.asahi.com/business/update/0121/001.html