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(回答先: 「いつでも前進 いつでも安心 いつでも安い」 人口の少ないところを選んで出店しているのはどうしてですか?【朝日COM】 投稿者 hou 日時 2006 年 1 月 03 日 13:16:20)
http://miyakoda.jugem.cc/?eid=51
ベキ乗法則とウォルマート型店舗の行方
故郷の地元紙「日本海新聞」のサイトを見ていたら、ウォルマート型店舗スーパーセンターを標榜する「PLANT-5 境港店」が7月にオープンするとか。PLANTは本社が福井県坂井郡坂井町。
地方紙の連載で取り上げていることから推測すると、いなかの街の商店街は激震、なのかもしれません。
この会社のことは知らなかったのですが、調べてみると地方で典型的なビジネス展開をしています。
■株式会社プラントのサイト
■同社の求人関係情報のサイト
事業のスタートはLPG小売販売。
株式会社プラントとして「いなか」にこだわった商いのコンセプトとなるのは、地方都市郊外の幹線道路に沿った大型ディスカウントショッピングセンター、という業態。
初期段階では徹底的に福井県にこだわり、ここで事業の基本を作り上げます。ジャスダックに店頭公開したあと、社名も株式会社PLANTに変更。「スーパーセンターPLANT」として県下に店を増やし、ついに県外進出です。
・ルーラル(いなか)にこだわり、人件費の安い立地へ出店
・軽自動車の普及率が高い地域の幹線道路沿いに出店し、地元既存商店を安値で駆逐
店舗の写真をみる限り、地方で目立つパチンコ/スロットの大型店舗やユニクロなどの店舗と同じく、徹底的なプレハブ型で、広い駐車場を準備して、箱売りのような大量/廉価販売を得意としている様子です。
徹底した安売りを数年にわたって続けていくと、比較的早期に地元競合店/中小スーパーは音を上げてしまうわけで、ここからは想像ですが、そのあと、ゆっくりと価格を順次管理していく過激な方法論があるのではないかと想像しています。
福井県で起こったことをちゃんと出張取材でもしていれば、どんな業態が残り、どんな業態が消えたか、ビフォー/アフターでわかるはずですが、地元紙ではそこまでは取材をしていません。
鳥取県が北陸圈外としては最初の出店先になった理由は、たぶん、軽自動車普及率と幹線道路の整備状況ではないかと思います。このあたりの話は、前に、ネット友達の矢辺君が書いています。
http://blog.normalization-net.com/yabe/archives/000078.html
社団法人全国軽自動車協会連合会の発表によると、地域別の軽自動車普及率では以下のような傾向があるそうです。
「地域別にみると, 世帯当たり普及率が高いのは, (1)鳥取県, (2)島根県, (3)佐賀県,(4)長野県, (5)山形県の順番。1位の鳥取県は 100世帯に91.4台と, 唯一 100世帯に90台を超える普及率を示している。また, 100世帯に80台以上の普及は昨年より1県増の6県, 100世帯に70台以上の普及は昨年より2県増の18県, 100世帯に60台以上の普及は2県増の31県, 100世帯に50台以上の普及は増減なしの35県だった。」
http://www.zenkeijikyo.or.jp/topics/0303fukyuu.html