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最後の患者遺族が和解 薬害ヤコブ病・大津訴訟
http://www.asahi.com/national/update/0305/OSK200703050022.html
2007年03月05日12時04分
病原体に汚染されたヒト乾燥硬膜の移植を受け、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)に感染したとして、昨年3月に死亡した金沢市の男性(当時39)の遺族が、国と製薬会社などに損害賠償を求めた訴訟が5日、大津地裁で和解した。被告側が計7480万円を支払う内容。96年11月以降、同地裁に提訴された42件の訴訟すべての和解が成立したが、患者はいずれも死亡している。
訴えなどによると、男性は85年10月にバイク事故を起こし、札幌市内の病院で開頭手術を受けた。その際、死体から摘出した独ビー・ブラウン社製のヒト乾燥硬膜「ライオデュラ」を移植された。一時は回復したが、04年5月ごろから幻覚を見るようになり、同9月にCJDと診断された。男性が05年2月に提訴し、死亡後に妻(37)らが引き継いでいた。
妻は「一周忌を前に和解でき、墓前に報告ができます」と言葉少なに語った。男性は長女(10)と長男(7)を残し、発症から半年後に亡くなった。「私たちのように薬害で苦しむ人がいなくなってほしい」と訴えた。
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