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■ なぜですか!? 農水省の食堂は米国産を使ってないゾ!!
政府がロクに安全性を確認しないまま米国産牛肉を輸入再開して1カ月。来月10
日には、東京都食肉事業協同組合が牛肉試食イベントを実施して牛肉の安全性を訴え
る予定だが、国民の不安は今なお尽きない。なにしろ、解禁にゴーサインを出した農
水省の役人からして、米国産牛肉を食べていないのだ。
◆ 安全なら、自分たちが範を示したらどうか ◆
霞が関にある農水省の地下には食堂が6つある。どの食堂でもメニューやショーケー
スのそばには食品の産地が表示されているが、牛丼などを扱う第1食堂では「肉類」
の「牛バラ」「牛小間」の産地の欄にハッキリ、「オーストラリア産」と書かれてい
る。第2〜第6食堂の牛肉を使った料理も同じで、「オーストラリア産」または「国
産」と表示されていた。
中川昭一農水相は「米国産牛肉の安全性は確認された」とか言っていたくせに、な
ぜか農水省の食堂では米国産牛肉が使われていないのだ。
食堂の関係者によると「たしかに米国産は使っていませんね。産地表示表も頻繁に
変わるものではありませんし……」という。「安全だ」「間違いない」というのなら、
輸入再開を決めた役人たちが率先して米国産牛肉を食べ、“手本”を見せるべきでは
ないか。まったくふざけた話で、その役人たちが全然食べないなら、消費者の不安も
消えないだろう。
なぜ、農水省の食堂では米国産牛肉が使われないのか。
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加工品の表示義務の議員立法をもみ消させたといううわさもあるし、本当にどうしようもない役所。
脳衰省と呼ばれても仕方がない。
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