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(回答先: ちょっと待った!その牛肉、本当に安全なの? [PJニュース] 投稿者 white 日時 2006 年 7 月 31 日 09:46:00)
□いま安全な牛肉はどこか? [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2290473/detail
いま安全な牛肉はどこか?
米国牛の輸入が解禁になり、スーパーには米国産やオーストラリア産、ニュージーランド産など、さまざまな牛肉が並ぶようになった。外食産業では中国産や南米産の表記もある。そこで、今現在は、どこの国の牛が安全なのか。BSE研究の第一人者、青山学院大の福岡伸一教授に聞いてみたら、意外な答えが返ってきた。一番安心なのは、全頭検査の国産ではないのである。
「私はいま、オーストラリア産が一番、安心だと思います。ご存じのようにオーストラリアは旧英国領だった。にもかかわらず、かたくなに英国からの汚染を防いできた。オーストラリアは狂牛病が1頭も出ていない。狂牛病の原因は草食動物である牛に肉骨粉など動物性の飼料を与えたことですが、広大な草原を持つオーストラリア牛は草食で育てられている。だから、安心できるのです」
草食のオーストラリア牛はパサパサだった。が、最近はオーストラリア牛にも穀物を食べさせて、霜降り肉を生産させている。味の面でも国産に迫る勢いがある。
ニュージーランドも基本的にオーストラリア牛と同じく安全。これに対し、米国産はやっぱり劣る。
「BSEを根絶させるには、まず、飼料規制。それから原因を突き止めるべく出身年月日や地域の把握(トレーサビリティー)。そのうえで、全頭検査をして、さらに特定危険部位を除去する。これがプロセスなのに、米国牛は最後の特定危険部位の除去だけで済ませている。飼料規制はやっていますが、肉骨粉は鶏や豚には使われていて、牛と一緒に飼っていると混ざる危険性がある。安全とは言い切れないのです」
こうした基準に照らすと、南米産や中国産も全頭検査がないことやトレーサビリティー(追跡可能性)の面で疑問が残るという。国産は全頭検査をしているが、飼料規制をした後もBSE牛が出ているのが気がかりだ。
ちなみに同じ産地の場合、高い肉の方が安全かというと、「牛を有機性植物飼料だけで育てても、そのコストは1、2割しか違わない。値段が高ければ安全というものではない」という。
安全な食品を選ぶには、消費者も賢くならないとダメみたいだ。
【2006年8月4日掲載】
2006年08月07日10時00分
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