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英紙が日本の改憲支持「9条は実体失っている」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/25984/
【ロンドン=蔭山実】2日付の英紙フィナンシャル・タイムズは、社説で日本の安倍晋三政権下の憲法改正論議を取り上げ、改正が日本の軍国主義復活の懸念を引き起こすことはあっても、そうした懸念は的がはずれていると主張し、日本の憲法改正を支持する見解を示した。
社説は「憲法を改正したいという安倍首相の意向を恐れる理由など何もない」との見出しで、「改正をめぐる首相の考えは、日本のナショナリズムを復活させるというおそれをアジアや西欧に抱かせるだろう」と指摘。だが、「それは見当違いだ。最大6年の任期内に憲法を改正したいという安倍首相の意図は理にかなったもので、長く待ち望まれていたことだ」と論じた。
安倍晋三首相は就任後、社説に先立って同紙とのインタビューに応じて憲法9条(戦争の放棄)改正に意欲を示しており、社説は「日本の新たな時代を切り開きたい」という首相の言葉に、軍事専門家は一切驚きはしないとの見方も示した。
その上で、焦点の憲法9条について、「9条はすでに実体を失っている」とし、「自衛隊という強力な軍隊を有している現実を覆い隠すとともに、国際的な平和維持活動では、自衛隊が非戦闘分野にしか参加できないという制約を生む要因となっている」と主張した。
<産経新聞>