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Kは最初から護憲の立場ですよ。
http://www.asyura2.com/0601/dispute24/msg/430.html
投稿者 考察者K 日時 2006 年 10 月 09 日 20:52:14: JjkI8nWTpj0po
 

(回答先: 考察者Kさんは、護憲の立場なのですか? 投稿者 東京音頭 日時 2006 年 10 月 09 日 00:04:19)

東京音頭さん お久しぶりです。

まず最初に書いておきますが、Kは最初から首尾一貫して「護憲」の立場です。
もっとも護憲といっても、前文と憲法9条の護憲であり、他の条項は問題にしていません。

基本的にKが主張しているのは「ジリ貧の現状を作り出した、今までの運動は見直した方が良い」と云うことです。
つまり
>【自分の意見をわかって欲しい、というよりも、色々な人の意見を読んだ上で、その中に欠けている部分や、こうしたらどうだろう、という考え方の提示をされているのだと理解していました。】
で正解です。

ただし【お酒やコーヒーでも飲みながら 笑って話す話題のようだと 感じました。】
と云うほど軽い気持ちではなく、その気になれば実現できるだろう「効果を考慮」した実行策として提示しています。(実現不可能な空論ではないと云う意味で、受け止め方は【そうか、そういう考えもありか と思いましたよ】と思ってくれれば良いとも思っています。)

Kに言わせれば「何時まで、効果のない、自己満足のような戦法にしがみついているのだよ?」という思いがあります。

「改憲議論の入り口で拒否」という戦法は「負けない作戦」であり、逆に言えば「永久に勝てない作戦」です。どこの誰が考えたか知りませんが「こんな作戦を後生大事に続けて、知らぬ間に護憲勢力は消滅寸前です。野党第一党だった社会党は事実上消滅、国民世論は『改憲すべき』が年々増えています。」

これはKに言わせれば「入り口で反対していれば大丈夫」という妄想を持ち、「大丈夫(決戦になる事はない)だから、何の準備もしなくて良い」という自分勝手な未来像を描き、しかも、護憲派は「この作戦は、頭の良い先輩が作ったのだから、この作戦だけを疑わずに信じていれば、いずれ勝利は我々のものになる」と狂信的に信じていた結果として、現在があると思っています。

「いずれは決着を付けなければならない、決着を付けるなら勝つ作戦を考えなければならない。その為には勢力拡大の努力と、国民全体への憲法9条の理念の素晴らしさを知らせていかなければならない」という当たり前の視点がそっくり抜け落ちているのです。

「信じていたって、救われるわけではない」のに「先輩の作り出した作戦を信じ込み依存していて何の工夫もしないで勝てる」と思うなら、憑き物憑きの思考停止です。

君が代問題(ワヤクチャさんとの論争)の時も「基本的には同じ」ですが、一応ですが、多くの人が疑いもせずに「君が代拒否運動」をしているのですから、Kの気がつかない「理論があるのかな?」という思いもあり、あるなら引き出そうとも考えていました。
結果的には「君が代反対をしていれば天皇制度は崩壊する」というありきたりな「思い込み」のみ、そんな理屈はKだって十二分に知っていると云うものしか出てこない。

そもそも、護憲なら「象徴天皇は是認」でしょう。
つまり、共産主義者の作ったような屁理屈に支えられた「実際の実行者に犠牲を強いる運動」というのが、Kの考え方です。
戦法を作り、指示した者は「何の責任も取らず、君が代反対をすれば、日本は良くなると信じたものは、処分される」
そんな運動を「何の疑いも持たずに延々と続けている」のに違和感を持っています。

しかも、自分達の卒業式で「斉唱拒否」する教師を見た生徒や、その親はどのような感情を持つのでしょう?
多くの人が「あの先生は少し変人」とか「自分の卒業を祝福してくれなかった」という恨みなどでしょう。
その感情は「護憲の勢力拡大に有効」でしょうか?
だから、運動理念には反対しないが「運動手法は見直す事を考えるべき」と問題提起しました。
これは「護憲派」の行動としておかしいですか?

それとは別に
http://www.asyura2.com/0601/idletalk20/msg/276.html
と云うような意見も書いてますが
これは「東京地裁で出た判決に浮かれすぎない方が良い」という思いで「非難される事を覚悟」で提示しています。
まだ、控訴、上告が予想され、仮に最高裁まで行けば「反動判決の出る確率」は高いと思っています。(高いと思うからと云って、Kは正しいとは思ってはいません)
最高裁と政府は馴れ合い状態だからです。
最高裁での判決は「判例という法律になります。」

Kは「君が代反対の考え方」は尊重しますが、斉唱拒否という運動手法(戦法)は「もっと、疑って考えろよ」と思っています。
その上で「Kの示した考え方くらいは、正面から堂々と論破してほしい」と考えていました。

>【護憲の運動に力をつくしてきた教員に、少しは理解を示してもいいのではないかということなのです。】

先人・先輩の苦労や実際に戦っている人には一定の敬意は持っていますが、「この運動は素晴らしい」と評価してしまえば、「運動は見直されません」

10年やっても「ほぼ効果があらわれないような運動は見直しも考えるべき」でしょう。
それを「見直しを考える事が、反動だ!右翼だ!」では話になりません。
Kに言わせれば「効果も見えないような運動に何の疑問も感じずに、ただ従い、実行している者、さらに、それを思考停止状態で支援する者」が、事態をここまで悪化させたと考えています。

つまり「何の工夫をしようとしない者」が「憲法9条が消滅した時にはA級戦犯」です。

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