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(回答先: 民を飢えさせろ!そうすればエサにありつこうとして仲たがいするだろう。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2006 年 9 月 17 日 22:39:10)
人々の戦いをあおっている勢力がある、という意味ではわかりますが、世界中のムスリムとクリスチャンが憎みあうと、利益が上がる人、喜ぶ人とは、どういう人を想定していますか。
私は、国内にイスラム教徒を抱えている国、特に移民立国では、困ることの方が多いのではと感じます。アメリカやイギリス、オーストラリア、インドネシア、フランス、マレーシアなどは、テロ批判は行っても、イスラム一般に対しては、たとえ、本音はどうあれ、気を使っていますよ。
ハワード首相もそりゃたいへん、テロ批判と平行して、イスラム指導者と対談したり、イスラム教を理解する為の授業を学校で行うように決めたり、何かあると即イスラム一般とは無関係とコメントと発したり。
同じ社会の中で、いつも争そいが起きて、それこそ暴力の連鎖になる可能性のある宗教対立が本当におきて欲しい、と 本気で思っている国家支配者はいないのではないでしょうか。後は、かの国のカルト教の人かな。でも彼らも、他国家の協力は必要なわけですよね。
実際、死を恐れないとされるイスラム教徒なら、教会を襲ったり、小さい爆弾だったら、仕掛けて、民間のキリスト教徒を殺すなんて、やろうと思えばやれるわけです。
が、実際あまり起らない。
911とか311 とかイスラム教徒のせいにされていますが、現に色々な疑惑がある。
本当にイスラムの人々が無差別テロをやる確率というのはどのくらいなのでしょう。
もしかしたら、キリスト教の(一応)ネオナチなどが、有色人を襲ったり、(高校内の銃発砲事件や、ドイツなどの移民への攻撃など)や、キャソリックが中絶病院を襲撃したりする回数の方が多かったりして。
それを支配者たちは、知っていると思います。
私は、ムスリムとクリスチャンの争いの元は、決して信条ではなく、実際にキリスト教とされる国からの 弾圧、暴力とか、搾取とかの結果 今不幸な状態に生きている人々の気持ちなのだと思います。抑圧される側が抑圧する側への抵抗というのか。生活をかけた抵抗というのか。
だから、ローマ法王の悪口で こら〜 という怒りは起きても、命の危険のとりあえずない国に住むムスリムらが、同じ地域に住むキリスト教と対立し、攻撃しあう、なんてことはありません。
それほと馬鹿ではないと身近に見ていて感じます。
馬鹿な人間 というせりふがありますが。