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(回答先: Re: 民族は人工的なもの 投稿者 ぷち熟女 日時 2006 年 9 月 01 日 00:22:31)
自然風土の中で生きていた人間を管理する為に民族意識が植え付けられたのだと思いますよ。
日本の風土が日本人を生んだという言い方は一面は当たっておりますが
民族となってくると人間集団に自然的な特性以上の意味付けをしていると思われるのです。
他の国の風土や民族性を自民族より劣ったものとして捉える傾向は
民族意識というものの排他性を示しているのです。
「やっぱり日本が一番!」なんて言って日本人同士で優越感に浸っている姿を他民族の人々が見たらどう感じるでしょうか?
中華思想の批判をする者が日本民族優越思想を批判しないとしたらおかしな事です。
しかし、民族主義はそのような愚劣な思想を鼓舞するのです。
民族という観念は人類を分断し対立させる為の発明です。
むろん、民族主義に誘う為に自民族の文化を優越したものと錯覚させる宣伝は常に行われております。
安倍の最新本の書名「美しい国へ」というのは川端康成の「美しい日本の私」を連想させます。
日本人のイメージの中に桜が満開の美しい日本の春のイメージがあるのではないかと思われます。
しかし、日本列島の自然の恵みが日本人を優秀な民族として育てたに違いないなどというのは単なる希望的推論であって実際にはあの太平洋戦争という無茶苦茶を平気でやってのけるバカ国民なのです。
戦時に民族がいかに否定的な役割を発揮するかちゃんと見ないといけないと思います。
>民族は人工的なもの
>http://www.asyura2.com/0601/dispute24/msg/274.html
>投稿者 ぷち熟女 日時 2006 年 9 月 01 日 00:22:31: WgkZZjZT3HifU
>(回答先: 民族は人工的なもの 投稿者 ワヤクチャ 日時 2006 年 8 月 31 日 09:36:43)
>何とまあ、この方の荒涼とした精神的貧しさ。
貧しいですか?
ここまでバカにされては黙っておれませんな。
何が荒涼?
真理を論理的に解説しようとしたらどうしても情緒的な言説は排除せざるを得ないのですが。
>この方にとっては、民族とは闘争を通してしか考察され得ないものなんですねえ。
闘争の中に民族の排他性を見出しているのです。
民族という観念の中には洗脳の体系があると思います。
個人の身近な意識を民族意識にまで収斂させる為の洗脳の言語的システムがあるのです。
>自然も風土も無視。
自然や風土は民族意識を持たせる為に手段として利用されていると思います。
>人間の習慣というものは生息領域の自然環境こそが決して来たものですよ。
人間の習慣の話ではなく民族という排他的集団の分析をしているのですが。
>資源の高度な加工というものがまだ出来なかった時代は、石を拾い、木や植物繊維を>採集して工夫して使ったのです。
>その土地で採れるものが文化を生んだのです。
道具の発明ですね。
それを文化と呼ぶのは自由ですがそれと民族の関係は?
生活習慣に民族という観念を無理やり貼り付けたのですよ。
そして異なる生活習慣を持つ人々に対する違和感を煽り対立したのです。
それを民族差別と言います。
広く見られる現象です。
ここ阿修羅でも民族差別的な言辞は大手を振って闊歩しております。
民族という観念に対する批判は至難の業です。
生まれた時から自分のアイデンティティとして植え付けられたものですので。
だからこそ人民支配の強力なイデオロギー装置なのです。
>何言ってんだ、この人は。つくづくつまらない。
何を言っているのか分かりませんか?
つまらない?
私は面白い話をしようとしているのではありません。
民族という観念がどのように作用しているのかを分析しているだけです。
自民族の観念の中で夢を見ていたい人には面白くないだけです。
自分の生活の一部を否定されたように思うのでしょう。
生活にそこまで深く侵入してきているからこそ支配なんですよ。