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(回答先: 国防学考 投稿者 改善党 日時 2006 年 8 月 12 日 08:15:54)
>国防とは何ぞや。国家とは何ぞや。国を守るとはどういうことか。国は必要か。民族は必要か。十人十色だろう。亡国でいいわけがない。学校で、大学でちゃんと国防学を教えているのか。最も教え難いものか。
>平和でバカやっているのが一番安全などと言うのは誤魔化しだ。憲法9条を守っていれば安全なのか。食料は、資源・石油・原子力は、人口は、労働力は、年金・福祉は。
>戦前の体制に戻せばいいなんて単純なものではない。軍人や警察がエラソウにする体制などごめん被る。コンピューターによる世界一元化管理が進んでいるのも事実だ。
そもそも国防といっても、軍事費ばかりに金を使って国民を守れる訳がない。国民を脅威に晒すものには、戦争や犯罪、天災だけでなく、労働災害や過労死、公害、交通事故、病気、貧困なども含まれる。前者だけでなく、後者も疎かにしてはなるまい。
私がヒズボラに関心するのは、中国や北朝鮮と違って教育・福祉にも手を抜かない点だ。子供達に愛国心を強要したい経済大国(怒)日本の官僚はこれを見て欲しい。↓
NIKKEI NET:企業コラム
(8/7)威信低下によって失ったもの(安藤茂彌氏)
http://www.nikkei.co.jp/tento/trend/より
(抜粋貼付け開始)
ヒズボラをテロ集団と断定するのが適切なのだろうか。ヒズボラは単なるテロ集団ではないように見える。イランでイスラム革命を起こしたアヤトラ・ホメイニ師の信奉者が、レバノン全域をイスラム教徒にし、異教徒であるイスラエルを追い出すことを目標に85年に作られた政治集団である。シーア派を主たる支持基盤としているが、レバノン議会に10%の議席を持ち、内閣に2議席を持っている正式の政党である。
レバノン内で、4つの病院、12の診療所、12の学校、二つの農業教育センターを運営する社会福祉・教育機関の側面も併せ持つ。特に、病院は安い診療料金で一般のレバノン市民に開放されており、ヒズボラのメンバーは無料で医療サービスを受けられる。こうした運営費用は、個人の寄付によって支えられているが、背後にはイラン政府からの手厚い援助があると見られている。
(貼付け終了)
日本の工場や道路などのインフラは戦災を受けている訳ではないし、日本はイランやレバノンより貧しい国ではないと思うが、いかがか?
日本では未だに奨学金の給付制や社会保険の一元化すら実現せず、収入が不安定で弱い立場の人ほど給付は少なく、負担は高い状況になっている。あれだけイスラエルにメチャメチャに破壊されている国家ではない組織だって教育・福祉に熱心に取り組んでいる。日本が経済大国なら、もっと本人の努力不足ではなく、親のリストラや交通事故で高校中退になる学生が続出しているが、中退では就職にも不利になるだろう。子供の学歴・収入ですら、親の収入の高さによって決まっていくような仕組みで、なんで「同じ日本国民としての義務」を強制できようか。改革自体は必要だ。だが、方向が逆じゃないか。貧しい人を救う方向の社会保障改革が必要なのだ。企業を辞めて収入が不安定になったら、社会保険まで市町村管掌になって、どうして正常な運営ができるというのだ。バブルが崩壊する前から東大卒の役人ならば国保の運営の問題など分かり切っていたはずだ。大事な所を疎かにしてはいけないのだ。