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(回答先: Re: 日本国民は大日本帝国の軍隊の侵略行為を阻止できなかった責任を未来永劫持つ (なぜかを詳しく説明して欲しいです。) 投稿者 東京音頭 日時 2006 年 7 月 17 日 00:45:11)
東京音頭さん、こんにちは。
考察者Kさんのレスもありますが、私なりに考えてみました。
戦争責任を次世代が受け継ぐのかと聞かれれば、イエスでしょうと思います。
それは、我々自身がその責任に対して罪悪感を持とうが持つまいが、
その被害を受けた人々の子孫に受け継がれ、我々が加害者であると云うレッテルは、
決して消す事が出来ないからです。
黒人が肌の色から蔑まれ、アジアの民が、黄色い猿と云われる事と
なんら大差はないと思います。
この現代社会に於いて、いわれのない非難を受けなければならないという性を
私たちは、覚悟しなければならないのだと思います。
そして、このような固定的な価値観が、私たちを縛り付けているのも確かですし、
それによって言論を制限される恐れもあるのだという覚悟も持たねばならないのだと思います。
かつての被害者であったユダヤ人、あるいはシオニストが作ったイスラエルが今、
非道の限りを尽くしていると云う現実が今あります。
彼らは、彼らについて反省するという事を受け入れるでしょうか?
論理で武装しても、彼らは真実には近づけないと思います。
私たちに出来る事は、私たちなりの未来を創造する事であって、過去に逆行する事ではないと考えます。
罪悪感の所在は、あくまで個々の心の中にあります。
いわれのない非難に論理で歯向かうのではなく、それを凌駕する自己、あるいは社会の確立こそが、それを乗り越えるのだと思います。
非難は煽動によっても起こります、そのような動きは今後もしばらく絶える事がないのでしょう。
私たちは周りに起こる事象を乗り越え、
真の心を伝える努力が必要であると考えます。
従って、ただ反省を強いる様な言論は、私たちの言葉ではないと考えます。
その先まで、言及するのがまことの言葉ではないでしょうか。
失礼いたしました。